2011.10.24(三日目)
古宇利島から戻り、今帰仁(なきじん)城跡へ寄りました。
「今帰仁」はなかなか読めない文字です。谷茶(タンチャ)、北谷(チャタン)、読谷村(ヨミタンソン)、はアイヌの「クッチャン」「シコタン」「コタン」と発音が似ています。それはアイヌ犬と沖縄犬とはDNAから同種とされていることからうかがえるとのことです。沖縄の人が犬を連れて北上し、北方人との混血でアイヌとなったという説があるそうです。日本の北と南が似ているという不思議な現象です。
現在、城はありませんが立派な石垣が残っています。
今帰仁(なきじん)城跡の入口の城壁です。
世界遺産になっています。かつての琉球(沖縄)では、沖縄の英雄として語り継がれる尚巴志【しょうはし】王によって国内が統一されました。その以前は、三山【さんざん】時代と呼び(1400年前後、日本では鎌倉時代)、三山とは沖縄の北部・中部・南部のことで、北山(ほくざん)、中山(ちゅうざん)、南山(なんざん)と呼ばれていました。この三山が争っていました。今帰仁城は北山を支配する按司【あじ:領主】の居城とされ、その大きさは首里城に匹敵すると言われています。
築城された年代は明らかになっていず、発掘調査によって13世紀末頃から築城が始まったものと推測されています。 城の正殿(せいでん)は残存していませんが、標高100mほどにある周囲は川や谷の急斜面となっており防衛上極めて優れた地勢となっています。
大きな松の木は琉球松で沖縄周辺の島に生息する松です。高さ20mにもなります。
見応えがあるのは何と言ってもその石垣で、外周は約1,500m、高さ6〜10mで自然の地形に沿って巡らされた様は、行ったことありませんが「万里の長城」のような感じがしました。
ドローン撮影による今帰仁城跡は下記リンクです。
https://www.nakijinjoseki-osi.jp/
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