足柄峠からの下りは足柄古道を地蔵堂まで歩くことにしました。
江戸時代、京都ー江戸の道は箱根越えになりましたが、それまでは国府津(こうず)−関本(坂本)−足柄峠ー御殿場ー沼津のルートでした。
足柄峠の芝生の広場の中央に新しい立て札がたっているのに気が付きました。今までなかった立て札です。
ここは「駿河之国小山(おやま)領」ということを示しています。
相模の国と駿河の国の綱引き合戦があり、今年は駿河の国が勝ったようです。
相模の国(向田小)、駿河の国(小山町立成美小)が6年前から笛祭りに領地争奪綱引き合戦を始めました。
向田小学校は私の長女が一年だけ通った小学校で、当時住んでいた富士フイルムの社宅の傍にありました。
今までの戦績は相模の国が1勝5敗となっています。向田小学校よ、頑張れ!
足柄峠の笛祭りとは
後三年の役に際し、苦戦する兄の八幡太郎義家を助けようと出兵した新羅三郎義光が、足柄峠に露営した折に、後を追ってきた師の息子、時秋に笙の秘曲を伝えたという故事に因んだ祭りです。
足柄古道地蔵堂への入口です。
落ち葉の絨毯、足柄古道。
足柄明神の鳥居
足柄古道石畳
このように荒れた場所もあります。
見晴らし台の東屋ですがシーズンオフの為か
ロープが張ってあり中には入れません。
見晴らし台からの紅葉風景
地蔵堂まであと一息です。
地蔵堂の大モミジが見える所まで降りてきました。
黒いカーテンは何か?と、よく見ると、シイタケ栽培の遮光カーテンでした。
地蔵堂大もみじで今日のハイキングは終わりです。
熊に会わず、よかったです。
午後2時半です。
気温は8℃を示していました。
おわり
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2.足柄峠からの富士山