花咲かすおじさん

グリーンヒルに移ってから、薔薇を中心とした庭を造り、一年中花が咲いている庭を目指しています。ブログには庭を中心とした花や、旅ブラで撮影した画像をデジブック等で紹介しています。庭もブログも花いっぱいにしたいと思います。

2013年03月

豊橋観光ー3(吉田城)

2013.3.20(水)祝日


吉田城の跡地は豊橋公園になっています。
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写真をクリックすると拡大します。
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今年の桜は早く、東京では3/22に満開になりました。豊橋公園は咲いている木もありますがほとんどはもうしばらくです。
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本丸正面の入口(本丸南御多門)から入ります。橋の左には千貫櫓が建っていたのです。
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本丸堀の跡
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吉田城で最大の鉄櫓。土、日、祝日のみ登れます。


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【吉田城の歴史】
吉田城は、永正2年に牧野成時(古白)によって築かれ今橋城と称した。 その後松平氏と戸田氏の争奪戦が続くが、天文15年に今川義元が攻略して城代を置いた。

永禄3年、桶狭間で今川義元が織田信長に討たれると、徳川家康は永禄7年には吉田城を攻略して、酒井忠次を城主にしている。

天正18年、家康の関東移封後、池田輝政が15万石で入城し、姫路城
に移るまで在城した


鉄櫓の中にあった模型です。中央が本丸御殿、四隅に櫓があり、今登っているのは櫓の中でも一番大きな右手前の鉄櫓です。
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鉄櫓から本丸(将軍上洛時の宿にした御殿)があった広場を眺めています。
辰巳櫓があった石垣が見えます。本丸は石垣で囲われていたのです。
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蛇行した豊川
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櫓を出て、急な階段を降り、豊川(鉄櫓の北)へ回りました。2013_0321豊橋0038

















豊川側から眺めた鉄櫓です。立派です。鯱鉾も付いています。鉄櫓は天守閣と呼ばれることがあるというのも、うなづけます。鉄櫓を支える石垣は細かい石が使われいています。
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西側から見た鉄櫓
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写真をクリックすると拡大してみると、現在残る吉田城内はごく一部だったことが分かります。市役所は城内だったのです。
吉田城案内図














吉田城の詳細は下記URLです。私が鉄櫓でもらったものと同じです。

http://www.toyohaku.gr.jp/bihaku/bunkazai/pdf_bunkazai/ydc-panf.pdf



つづく―真鋳JPG・・・・豊橋観光ー4(鬼・オニ・ONI)



豊橋シリーズ
 
  1.豊橋観光ー1(路面電車)

    2.豊橋観光ー2(公会堂・市役所)

桜咲かず

今年はグリーンヒルの桜はさびしい限りです。
枝先に少し咲くだけでした。
グリーンヒルの各家庭に桜が植わっており
グリーンヒルのどの場所に立っても桜の花が見えるのに
今年は全部全く駄目です。
ソメイヨシノ、しだれ桜は全滅。豆桜、河津桜はOKでした。
山の下の南足柄平地や開成町は満開になっていました。
グリーンヒルだけがダメなのはどうしてでしょう?
何か良くないことが起こるのでしょうか?

2013_03242013グリーンヒルの桜0001



豊橋観光ー2(公会堂・市役所)

2013.3.20(水)祝日


豊橋市公会堂は昭和6年(1931)8月完成下建物です。
ロマネスク様式で正面両側のドーム頂上までの高さは、16mです。
平成10年に国の登録有形文化財に指定されました。


階段に赤い髪の若者がいますが、コスプレイヤーズアーカイブが行われていて、色々なコスチュームを着た若者が公会堂の中で撮影会をしていました。したがって、公会堂、豊橋公園に、コスプレの若者が多く居ました。
下記URLにコスプレの写真が出ています。

http://www.cosp.jp/event_place.aspx?id=1092

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半円球のドームには4羽の鷲が取り付けられています。
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昭和6年にドームに取り付けられていた鷲が公会堂の横に展示されていました。現在は新しくしたものが取り付けられています。
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美しい建物です。中央階段、丸みのある窓、柱の上の丸み、そして建物の色がいいのです。
豊橋市公会堂












公会堂の左隣には白が基調のマリア様とベルがあるカトリック教会があり、素朴ですが良いですね。
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シンプルな白い教会内部です。
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教会の奥には近代的な豊橋市役所。これも白が基調で美しいです。公会堂ともマッチしています。門柱が歴史を感じさせます。以前にあった門柱でしょうか?
平成5年竣工です。
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以上、三つの建物でした。

つづく・・・豊橋観光ー3(吉田城)

豊橋シリーズ
 
  1.
豊橋観光ー1(路面電車)

  

春の花ー2

春の花第二弾

可愛いな〜「スズラン水仙」
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華やかな「君子蘭」
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咲き始めの「チューリップ」
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Nobuhiko-1


豊橋観光−1(路面電車)

2013.3.20(水)祝日


各駅停車の電車を乗り継ぎ豊橋に遊びに行ってきました。

豊橋駅
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豊橋は路面電車が走ってiます。駅前から市役所前まで乗車しました。

最初に乗ったのは最新鋭の路面電車です。全部写真の路面電車かと思いましたが、さまざまな路面電車がありました。
1925年(大正14年)に市電が開通したのですが、一度なくなり、1990年に復活したのです。現在6車両が走っています。料金は一律150円で、市民の足として親しまれているようです。1Dayフリー切符は400円とお得です。
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上の写真の車両は3両連結で連結部はこのように広々としています。
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懐かしい形の車両です。
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豊橋駅を出て最初の駅は「小田原」です。私の住む地区の名前と同じでなんとなくうれしいです。
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「札木」という名前の駅です。札木町があるところで、旧東海道が通っており吉田宿(豊橋は昔、吉田と言ったのです)の中心地で本陣もあった場所です。したがって、これから行く城は「吉田城」と言います。
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吉田宿
















市役所前で下車しました。、左に見える洋風建築は豊橋市公会堂です。2013_0321豊橋0012

















つづく・・・・豊橋観光ー2(公会堂・市役所)



ネコヤナギの木に穴

ネコヤナギの木が太く高くなってきたので剪定しようとしたら
驚いたことに、あちらこちらに鳥に突っつかれた穴がありびっくり!!
丸いのやら、長方形にまでつつかれたものもあります。
誰の仕業だ!

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キツツキ?コゲラ?
そういえば、早朝にコンコン木をたたくような音がして
何をしている音だろうと不思議に思ったことがあります。
木を突っついていた音だったのだろうか?
木の板を外壁にしていたで、穴をあけられた家が近所にあります。
その家は、穴をふさぎ金網を張っていました。
鳥が来るのは自然がある証拠なのでいいのですが、ちょっと困りますね。

河口湖ー5(北原ミュージアム)

2013.3.13(水)


二日目の朝は笠雲のかかった富士山でした。
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朝食は少しづつ多種のおかずをチョイス。
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ホテルでゆっくり過ごし10過ぎに北原ミュージアムへ向かいました。
河口湖大橋袂の交差点にある藁ぶき屋根はうどん、ぜんざいなどを提供する店でした。
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テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの北原照久のコレクションのミュージアムです。
キャッチコピーは
「誰にでも思い出に残る懐かしいものがある。今ほど物が豊かでなかった時代にも心温まるものがある」
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北原ミュージアムのレストラン Happy Days
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1905年のフランス製ルノー ツーシーターフェートン。
子供用のペダルカーです。
富豪の息子が乗って遊んでいたのでしょう。
現在の鑑定価格 12万円
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楽しい子供部屋ですね。
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ビリケンさん=通天閣と思っていましたが、幸運の神様ということで世界中にあるのですね。横には大黒様がいます。
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懐かしいシングルレコードジャケットが並んでいます。どれも懐かしい歌手がずらり。
皆さんの好きな歌手は?
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童謡のレコードは可愛い絵が書いてあったのです。
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エルビスプレスリーもあります。
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階段の壁には、マジックで動物、人物、キャラクター、風景等々たくさんの絵が描かれています。下絵なしで1年半かけて描いた作品です。高橋信雅 作。
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男の子が喜ぶブリキの乗り物。
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セルロイド全盛時代のキューピー。黒いキューピーもあります。
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ペコちゃん、ポコちゃん
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昭和初期の宝塚のポスターがズラリ。
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アイビールックがはやったのは私が大学生の頃で、アイビールック≒石津健介のVAN
でした。アイビールックで登校してくる友達もいました。
VANから発売されたカーペンターキットは当時5万円、現在鑑定100万円だそうです。

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ボートの模型 現在鑑定48万円
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以上、一部です。非常に多くのコレクションが飾られています。一番懐かしく思い出がいっぱいあるのは我々世代の感じがします。現在の子供が見るとどのような感想をもつでしょう?

帰りは久しぶりに一般道を使い山中湖経由で帰りました。山中湖では風が強くなり、湖では風波が立っていました。
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白鳥
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若かりし頃、スキーをしに行った駕籠坂峠ではまだ雪が残っていました。
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これで、今回の旅は終わりです。


河口湖シリーズ
  1.
河口湖ー1(カチカチ山)

  2.河口湖ー2(ランチ)

  3.河口湖ー3(河口湖オルゴールの森)

  4.河口湖ー4(富士ビューホテル)

河口湖ー4(富士ビューホテル)

2013.3.12(火)

富士山を見ながら今日の宿へ向かいました。

小川にかかる橋と富士山のコラボレーション
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河口湖大橋と富士山
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富士山全景(写真をクリックしてご覧ください。拡大した写真をさらにクリックすると雄大な富士山をご覧になれます)

富士山全景





中央の建物が富士ビューホテルです。
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富士ビューホテル到着
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部屋の窓からも正面に富士山が見えます。
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ベランダに出て撮影しました。富士山が夕陽で赤くなるのを期待しましたが木々と芝生が夕陽で少し赤みを帯びるだけでした。右手前の木はしだれ桜です。4月中旬に素晴らしい景色が見られるとのことです。IMG_7581
















つづく・・・北原ミュージアム

河口湖シリーズ
  1.
河口湖ー1(カチカチ山)

  2.河口湖ー2(ランチ)

  3.河口湖ー3(河口湖オルゴールの森)

バラの芽が伸びる

今年の3月は、急に暖かくなり、暖かい日が続くので
バラの新芽がぐんぐん伸びています。例年より伸びが早いようです。
余り早く伸びると養分が花に行かず、花が小さくなるのでは?と、少し心配しています。

新芽の色は、赤と緑の二種類です。
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チューリップも葉を出しています。
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河口湖ー3(河口湖オルゴールの森美術館)

2013.3.12(火)


「河口湖オルゴールの森」入口。中世のヨーロッパの雰囲気の建物です。
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入場してまず、箱根のガラスの森に似ていると思いました。
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広いエントランスホールは中世ヨロッパの宮殿のようです。
広さと黄金色に輝いていることにびっくりしました。大音響で623本(?)のパイプオルガンの自動演奏を聴くことができます。音楽は紙に開けた穴を空気が通ることで演奏されるのです。

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天井
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からくり人形が曲に合わせてゆっくり動きます。
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パイプが人形の後ろに見えます。
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室内の周りにはパリの風景が描かれています。
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エントランスホールを出ると、正面にレストランの建物が見えます。
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手前はエントランスホール、向こうはメインホールです。
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エントランスホールを出てまっすぐ進むとワイン館です。勝沼のワインが試飲できます。私用に一本購入しました。

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写真はクリックするとすべて拡大します。
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「恋人の聖地」に指定されているスペースからの景色。
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                   ワイン館とレストランの間はミュージアムショップです。
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                              くだものの形をしたオルゴールです。
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ミュージアムショップを出て、富士山を眺めながらメインホールへ向かいます。
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メインホールの建物
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珍しいバイオリンの自動演奏を聴くことができました。
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中央の白い爪が弦をふるわせ、右下の部分がビブラートの役目を担っています。これも穴のあいた紙を通る空気を読み取って自動演奏しているのです。
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弦を抑えている部分です。
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二階への階段
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二階のメインホールの階段状座席
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舞台には中世のパイプオルガン自動演奏機が並んでいます。
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中央からせり上がってきたのは、オーケストラ自動演奏機です。ドラムも備えています。オーケストラの音色にしばし聞き惚れました。
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舞台の前のピアノは自動演奏機です。現在の電子自動演奏ピアノと違い、紙の穴を通る空気で演奏するのです。当時、演奏を記録するものが無かったので、有名な演奏家が演奏会での自分の演奏を保存するために使ったそうです。
演奏機がたくさんありますが、すべて中世のもので、紙の穴の空気で読んだものなのです。中世の技術凄いですね。
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メインホールの隣の部屋にはオルゴールの音に合わせて踊るからくり人形が並べられ実演してくれました。
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部屋の中央にはドイツ バイエルン州の最大の城、ヘレンキムゼー城をモデルとしたオートマタが置いてあります。ベルサイユ宮殿への憧れを具現化したそうです。

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宮殿の鏡の間では舞踏会の音楽に合わせ、33個の小さな人形が回っています。
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出口はバラ園になっています。今は、きれいに剪定され、初夏に花開く為の準備期間です。6月末から7月上旬が見頃だそうです。平地より一か月遅いです。バラの頃に来るのがいいですね。想像していたより見ごたえ、聴きごたえがありました。


つづく・・・・河口湖ー4(富士ビューホテル)

河口湖シリーズ
  1.
河口湖ー1(カチカチ山)

  2.河口湖ー2(ランチ)

春の訪れは花とともに

庭では多くの花が咲き始め春の訪れを感じます。

パンジーの花数が多くなってきました。
後ろは、秋に撒いた種から成長してきた矢車草です。そろそろ支柱が必要になってきました。
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クリスマスローズも満開。
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日本水仙は終わりに近くなり、ラッパ水仙が咲き始めました。
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河津桜の花びらの上には緑の葉が見えます。
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ユキヤナギが踊っています。
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香港つつじの可愛い花。
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河口湖−2(ランチ)

2013.3.12(火)

ロープウエイを降りると、時刻は一時少し前、近くにしゃれたCafeは無く、オルゴールの森方向へ向かいました。

河口湖周遊レトロ(ボンネット)バス。
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小曲トンネル
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信号機には富士山のモチーフが付いています。IMG_7478
















DEN's & IN
一見、住宅のようですが、Cafeと書かれており、矢印に従い入口に行きました。メニューらしきものも無く、本当にCafeかな?と思いましたが、玄関扉を押すと、玄関内にランチメニューがありました。
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イタリアンパニーニが二種、スリッパに履き替えて上がりました。「どこかのお宅にお邪魔した」という感じです。
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調べると、パニーニはイタリアのホットサンドとありました。

パニーノ (Panino) は、パンで具材を挟んだイタリア料理軽食。パンを意味する単語パーネ (pane) に縮小辞「-ino」を付けた語である。正しくは「フィリングを詰めたパニーノ」という意味のパニーノ・インボッティート(panino imbottito)という。 ちなみにパニーノは単数形で、複数形はパニーニ (panini) と言う。

薄いパン生地でうっすらと焦げ目が付き、パリパリ感があり、生ハムとバジルの風味が加わり非常に美味しいホットサンドイッチでした。
パニーニ










リビング風ランチルーム
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キッチン
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ショーケースにはクラシックカメラとクラシックライターが並んでいます。値札が付いているので売りものです。
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窓の外
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カフェは「小さな宿屋」だったのです。
「宿泊はもちろん可能で、建物ごと貸すこともできるし、台所の備品を使ってもらってもOK」とのことでした。
無料の無線LANがあり、使わせてもらいました。 
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興味のある方は下記URLを見てください。
http://dens-inn.com/


ランチの後、湖畔を少し散歩しました。
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つづく・・河口湖ー3(河口湖オルゴールの森)

河口湖シリーズ
  1.河口湖ー1(カチカチ山)

河口湖−1(カチカチ山)

2013.3.12(火)

お伽噺でおなじみの「うさぎとたぬき」のお話の「カチカチ山」へ行ってきました。
「カチカチ山」では「うさぎとたぬき」の物語のさまざまなシーンを見ることができます。

ロープウエイの「河口湖畔駅」入口では泥船に乗った「たぬき」と木の船に乗った「うさぎ」が出迎えてくれます。
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ロープウエイの屋根に注目。ウサギが乗っています。
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私たちが乗ったゴンドラには「たぬき」が乗っていました。
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1075mの展望台から見える富士山です。河口湖は856mですのでロープウエイで219m登って来たのです。カチカチ山公園までハイキング道を使って登ることもできます。パンフレットによると45分かかるとのことです。
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富士急ハイランドのジェットコースターが恐竜のようです。
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1007mの高地ですが、暑いぐらいの日差しで風も無く、3月とは信じられない気候でした。

天上の鐘と富士山
天上の鐘















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河口湖全景。photo shopで合成しました。写真をクリックして拡大画面でご覧ください。
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説明板には天上山をカチカチ山とを呼ぶようになった云われが書かれています。

太宰治は小説「カチカチ山」(「お伽草紙」)の冒頭で、<これは甲州、富士五湖の一つの河口湖畔、いまの船津の裏山のあたりでおこなはれた事件であるといふ。>と書いています。

太宰治は昭和13(1938)年に富士河口湖町御坂峠の天下茶屋に滞留
していました。

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御伽草子太宰治はウサギの「残酷な仇討ち」に注目し、この残酷性は年頃の少女に共通するものと考えました。次にタヌキの「どんなにこらしめられてもウサギを信頼してついていく」点に注目し、このひたすらな信頼は年頃の少女に恋してしまった中年の男に共通するものと考えました。
つまり太宰はウサギを美少女、タヌキを愚鈍な中年男として物語りを展開していくのです。

男である太宰は、とにかくタヌキ(中年男)に同情します。ウサギの執拗な仇討ちを<武士道の作法ではない>とか、<どだい、男らしくない>とかいています。そして小説のラストでウサギに騙されて河口湖に沈んでゆくタヌキに、最後のセリフを吐かせたのです。
「惚れたが悪いか。」



太宰の小説の後ですがウサギはやはり可愛いです。
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お土産
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タヌキ団子。焼けてきたらタレを付けてもう一度焼きます。
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たぬきの背中に辛子を塗るウサギ。たぬきは大粒の涙を流しています。たぬきは可哀そうです。
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ウサギに火を付けられる前なので「たぬき」は笑顔です。この後、大変な目にあうとはしらず!太宰の「カチカチ山」の説明を読んだ後なので、なんとなく「たぬき」が可哀そうに思えてきます。
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うさぎ神社にお参り
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うさぎ神社について書かれています。写真をクリックすると拡大します。
知恵と健脚を授けてもらえます。
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三ッ峠まで3時間40分はちょっと遠いです。
天上山山頂の標識もあります。後で調べてみると「山頂まで歩いて15分ほどですが周囲は木々に覆われていて風景を見ることはできません。」とありました。道がよいのは最初だけで、後は「けもの道」だそうです。
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先ほど、うさぎ神社で祈っていたカップルが登山道を進んでいます。天上山山頂まで行くのでしょうか?
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富士山の絶景ポイントを新しく発見できました。


つづく・・・ランチ

小田原ー6(内野邸)

2012.11.25(日)


松永記念館から箱根板橋駅へ向かうため、旧東海道に出ます。
この道には明治から昭和時代の古い家が多くあります。

小田原旧東海道




















内野邸がちょうど特別公開されていました。今回が初めての試みということです。
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内野邸:住宅と蔵が一体となっています。玄関はしゃれたアーチ状です。
黒の壁にも斜格子が彫り込まれ、大きな門柱の様な柱が力強く家を支えている感じがします。写真をクリックして拡大し、細部を観察してください。色々発見があるでしょう。
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明治36(1903)年に建てられた内野邸は、元醤油醸造業を営む旧家で、店舗兼住宅、文庫蔵、穀蔵、工場などが敷地を取り囲むように並んでいます。


学校給食に醬油を供給していたのです。
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つい最近まで生活していたので各部屋は状態良保たれています。使い込まれた備品には生活感が漂っています。
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蔵の中
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最近まで、おばあさんが住んでいたということなので、おばあさんの琴でしょうか?
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鳳凰を彫った欄間。お客さんを通す二階の部屋です。
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美しい格子です。
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2Fから見た醬油製造工場
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2Fに通した客にお茶を出したり料理を出したりするため女中が使った階段です。
使用人専用階段なので幅が狭いです。
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2F廊下、客が歩くので広い造りになっています。
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工場跡には、使われていた醬油樽がきれいな状態で残っています。
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工場内には水や大豆を運ぶのに使ったトロッコのレール跡が残っています。
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工場の裏を流れる用水路は、北条氏が城下町を潤す為に設置した日本最古の上水道と言われいる小田原用水です。後に江戸時代、江戸の市民を潤すための玉川用水は小田原用水を手本としたのです。一号線沿いの早川から取水しています。小田原用水は小田原城下の市民の水として使われました。
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時々、公開されるようですから、機会があれば訪れてはいかがでしょうか?


箱根登山電車、箱根板橋駅です。これで今回の小田原散歩は終了です。
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今回のシリーズは終了です。次は「久野古墳巡り」をお送りします。

つづく

小田原散歩シリーズ

 1.小田原散歩ー1(愛宕山越え)

 2.小田原散歩ー2(めだかの学校)

 3.小田原散歩ー3(関東学院大学)

  4.小田原散歩ー4(白秋童話の散歩道、からたちの花小径)

 5.小田原散歩ー5(松永記念館)


小田原散歩ー4(白秋童話の散歩道、からたちの花の小道)

2012.11.25(日)


関東学院大学からは地図無しで、知らない道を勘を頼りに歩きます。
正面の山は大山、手前は国府津から大井町につながる丘陵。
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小田原カトリック教会の墓地
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小田原に住み、童話を書いていた北原白秋がこの眺めを絶賛したと紹介している説明板が立っていました。
野外劇場
















説明板が建っていた場所からの風景です。クリックすると写真が大きくなります。
野外劇場風景





今はミカン畑が少なくなくなっています。
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歩いてきた道は白秋童話の散歩道(からたち小径)だったのです。
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つづく・・・小田原散歩ー5(松永記念館)

小田原散歩シリーズ

 1.小田原散歩ー1(愛宕山越え)

 2.小田原散歩ー2(めだかの学校)

 3.小田原散歩ー3(関東学院大学)

小田原ー5(松永記念館)

2012.11.25(日)

小田原の海が良く見えます。
これから、坂を降りて松永記念館に向かいます。
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松永記念館マップ




















松永記念館は、戦前・戦後を通じて「電力王」と呼ばれた実業家で、数寄茶人としても高名な松永安左右衛門(耳庵)翁が、長年にわたって収集した古美術品を公開するために建築された施設です。翁の没後、小田原市に寄贈されました。1980年からは、小田原市郷土文化館分館として公開され、敷地内にある老欅荘と葉雨庵はいずれも登録有形文化財に指定されています。



松永記念館の瓦土塀
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茶室「葉雨庵」
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居住としていた「老欅荘」
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「老欅荘」の紅葉を下記デジブックでご覧ください。

つづく・・・小田原散歩ー6(内野邸)

小田原散歩シリーズ

 1.小田原散歩ー1(愛宕山越え)

 2.小田原散歩ー2(めだかの学校)

 3.小田原散歩ー3(関東学院大学)

 4.小田原散歩ー4(白秋童話の散歩道、からたちの花小径)

ミニシクラメン

うまく夏越しして、毎年、咲いてくれるミニシクラメンです。
暖かさに誘われ咲きました。
夏越しは、球根を掘り起こして、ストックハウスに置いて過ごし、9月に新しい土に植えます。
反り返った花弁が可愛いです。
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小田原散歩ー3(関東学院大学)

2012.11.25(日)


「荻窪中学バス停、ブロック塀の中五葉松」を確認して、関東学院大学方面へ向かいました。


関東学園マップ




















狭い道へと入って行きます。

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山の中、周りには家が全く見えません。このような場所に関東学院大学があるのです。学生が勉強するのに非常に良い環境です。

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関東学院大学のグランドの傍を通り、グランドの端から左へ曲がるのがコースのようです。気がつかず道なりに進み、関東学院大学構内に入ってしまいました。
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キャンパスの建物。
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巨木に囲まれたキャンバスです。
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まだ、校内です。日曜日なので校内には誰も居ず、外に出る道が分かりません。あちらこちらうろうろしていまいました。
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校内とは信じられない光景です。
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やっと正門前に出ました。
小田原〜板橋 (80)
















関東学院大学正門(門の外から守衛さんに断って撮影)。人の出入りが全くなく守衛さんも暇なようでした。
小田原〜板橋 (81)
















さて、小田急推薦コースから外れたので、この先どう歩けばよいのか分かりません。コース図を守衛さんに見せたのですが良く分かりません。校門を出て左に進むと「白秋道というのがあるのでそちらではないでしょうか?私は途中までしか行ったことが無いので」ということで教えられた道を歩きました。


良いハイキング道です。
小田原〜板橋 (83)















小田原〜板橋 (84)
















つづく・・・小田原散歩ー4(白秋童話の散歩道、からたちの花小径)

小田原散歩シリーズ

 1.
小田原散歩ー1(愛宕山越え)

 2.小田原散歩ー2(めだかの学校)

 





春来たる

急に気温が上がり、一気に春が来た感じです。
グリーンヒルの河津桜もやっと花開きました。
現在、8分咲きといったところでしょうか?
今週末に松田山は河津桜の観光客であふれることでしょう。

小田原散歩ー2(めだかの学校)

めだかの学校
  めだかの学校は川の中
  そっとのぞいてごらん
  ・・・・
  ・・・・・

めだかの学校マップ
























正面は箱根連峰
小田原〜板橋 (25)



















めだかの学校水車小屋
小田原〜板橋 (27)



















小田原〜板橋 (31)




















目を凝らしてみましたがメダカは見えませんでした。
小田原〜板橋 (28)





















童話「めだかの学校」ふるさとの碑:「童話作家の茶木滋さんがこの荻窪用水周辺を舞台に作詞されました」と、書かれています。
1950年(昭和25年)に茶木によって作詞され、1951年(昭和26年)3月、NHKラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されたのです。
と、いうことで、茶木滋さんが作詞したこの場所を「めだかの学校」としたのです。
小田原〜板橋 (30)
















小田原〜板橋 (35)
















荻窪用水、めだかの学校を作詞していたころは家も少なく、のどかな田園風景だったのでしょう。
小田原〜板橋 (36)
















荻窪用水の傍を歩きながら関東学院方面へ向かいます。
ステーキハウス源、ステーキハウスというよりファミリーレストランという評判です。
小田原〜板橋 (41)















向かいにもステーキハウス「セキ」、一軒家のステーキハウスでこちらは本格的という評判です。
小田原〜板橋 (43)















小田原〜板橋 (46)
















「セキ」の横にある水車
直径4mのたいこを持った「荻窪字駒形」の水車です。まだ、現役で仕事ができるそうですが利用する人が少なくなっています。
小田原〜板橋 (44)
















写真をクリックすると説明が読めます。
小田原〜板橋 (45)

















双体仏
小田原〜板橋 (48)
















小田原〜板橋 (49)
















つづく・・・小田原散歩ー3(関東学院大学)


小田原散歩シリーズ

1.
小田原散歩ー1(愛宕山越え)







小田原散歩ー1(愛宕山越え)

2012.11.25(日)

まだ訪ねたことのない小田原の下図のコースを歩きました。

散策マップ




















コース詳細は下記URLを開いてください。
http://www.odakyu.jp/walk/17/print/guide_8.pdf


大稲荷神社

大稲荷神社は由来伝記によれば、小田原北条時代に修験者が旧竹ノ花地区に修験堂を建立したのが始まりです。

小田原城の鬼門に当たる場所で、小田原城の守りとして建てられました。  
小田原〜板橋 (16)
















大鳥居をくぐった真正面に神社があります。
小田原〜板橋 (13)

















周りは鬱蒼とした森です。小田原新幹線口(西口)の正面に立つと、小さな山が目に入りますが、この山を愛宕山と呼び、そこにある神社です。
小田原〜板橋 (2)
















小田原〜板橋 (3)















愛宕神社は南北朝時代に足利尊氏によって建てられたと伝わっています。
小田原〜板橋 (5)
















大稲荷神社本殿
小田原〜板橋 (10)
















恐い顔をした狐が守っています。
小田原〜板橋 (11)
















大稲荷神社で今日の散策の無事を祈って住宅街の坂を登ります。
小田原〜板橋 (18)

















山の向こう側に降りると「小田原城跡外部土塁跡」があります。昔の小田原城は今よりもずっと広い範囲だったのです。
小田原〜板橋 (22)
















道祖神
小田原〜板橋 (23)
















愛宕山を超え県道74号線に出てしばらく歩くと「めだかの学校」の標識があり、左折してそちらにへ向かいました。
小田原〜板橋 (24)
















つづく・・・・小田原散歩ー2(めだかの学校)

那須

2012.11.12(月)


白河光彩荘周辺
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那須へ
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那須の山は紅葉が終わっているので麓の「道の駅 那須高原友愛の森」で遊びました。

なすとらん(レストラン)



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のんびり過ごせる場所です。
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「イタリア小僧」という小じんまりしたログハウスのレストランでランチです。街道沿いには、このようなおしゃれなしゃれたレストランが多くありました。

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パスタ   トマトラーメン:トマトソースの美味しいラーメンでした。
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ピザ:クリスピーな生地でした
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おしゃれで奇妙なコーヒーカップでコーヒーが出てきました。
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ノスタルジックな田舎風景
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広大な紅葉地帯
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那須アウトレット。晩秋の今は人が少なくゆっくりショッピング出来ます。
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那須アウトレットは小川が流れる公園(遊び場)があるのです。
背後は那須連山
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今日の泊りは「ホテル東日本 宇都宮」Biglobe Club off Vip会員¥4,300円/人です。

ホテル東日本宇都宮















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ホールには大きなクリスマスツリー
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部屋no title

















部屋から見えるチャペル
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関連記事

 1.宇都宮から白河高原への秋色


 2.白河光彩荘ー1(室内)

 3.白河光彩荘ー2(夕食)

 4.白河光彩荘ー3(翌朝)



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