2014.1.31


午前中に仕事終え、もう少し堺を「ブラオヤマ」しました。

堺の地図です。中央(紀伊街道)から上(東)の道路は碁盤の目になっています。
大阪夏の陣で堺の商人は自ら火を点け燃やしてしまったのです。その後の町割りが碁盤の目の通りとして残っているのです。紀伊街道から西(下)は太平洋戦争の空襲で焼けた跡の町割りです。
碁盤の目になっている道は観光する人にとって歩きやすいです。
深いグリーンが堺の街を囲んでいます。これは土居川といって堺が戦国時代自由都市として発展した時の堀です。現在は一部が残っているだけです。地図の上(東)の堀は現在埋め立てられ高速道路が走っています。
上部の土居川沿いには寺が並び、外部から攻められるのを防ぐ目的があったのです。


写真はクリックすると拡大します。
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常夜灯の頭がなくなっています。どのような常夜灯だったのでしょうか?
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昨日の最後に歩いた格子がある町界隈を歩きます。

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質店の広告を描いたちんちん電車が通る紀州街道です。
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しばらく歩くと山口家住宅です。
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山口家マップ



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山口家住宅の主屋は慶長20年(1615年)、大坂夏の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた、国内でも現存する数少ない江戸初期の町家のひとつとして、昭和41年(1966年)に国の重要文化財に指定されています。

江戸時代は庄屋を勤めていた家柄です。屋号は越前屋と元禄2年の堺大絵図に記述されています。


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玄関口には福助足袋の人形が勢ぞろいしているのにびっくりしました。1/8から2/2まで、街中福助人形展が堺の街のあちらこちらで開催されていたのです。

福助人形(ふくすけにんぎょう)は幸福を招くとされる縁起人形です。正座した男性で、大きな頭にちょんまげが乗っているが特徴です。

福助足袋で有名ですが、以前からあった福助人形を明治33年に福助足袋が商品登録したのです。福助足袋はもちろん堺が発祥の店です。
http://www.fukusuke.co.jp/museum/history/index.html

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まずは、山口家に入ってみます。

太い梁が建物を支えています。神戸淡路大震災でもびくともしなかったそうです。
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土間に面する部屋です。
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山口家案内図


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丸い窓と生花が効果を上げています。何気なく福助人形が置いてあります。

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天井には駕籠がぶら下げてあり、キレイに収まっています。
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土間の一番奥です。
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勝手口から裏へ回りました。手前の建物は、現在トイレとして使われています。
奥の白い建物は北土蔵です。
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江戸時代から使われていたであろう井戸です。そばに石臼があります。

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カマドですね。庄屋というと作男や女中など多くの人が住んでいたので多くのカマドが必要だったのでしょう。

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北蔵の中にも福助人形。
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木で作られた福助人形のようです。福助人形は福助足袋の福助のイメージしかありませんでしたが
多くの種類があることを知りました。
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茶室もあります。
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茶室に敷いてあったのは「堺緞通」。緞通とは絵柄を描いた敷物で、カーペットや絨毯の類でしょう。
原産地は中国で、九州の鍋島藩を通じて江戸時代後期に堺に伝わり、その後堺の商人により改良され、堺手織緞通が創案されました。
 一時は堺、泉州一帯の地場産業として栄え、明治中期には数多く輸出されました。

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茶室の外の廊下は、珍しい一枚板です。木の種類をきいたのですが失念しました。

山口家でもガイド付きです。受付の女性に昨日「清学院」に来られた方ですねと、声をかけられ、びっくりしましたが、昨日「清学院」で受付をしていたボランティアの方が今日は山口家にいたのです。堺はどこへ行ってもボランティアの方が案内してくれます。
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枯山水の庭です。

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欄間も洒落ています。
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各種福助人形をお楽しみください。

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西土蔵は資料室となっています

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見ごたえのある山口家住宅でした。

つづく・・・寺が並ぶ界隈

大阪&堺シリーズ

1.女性専用車両
2.堺市役所からの夕日
3.菅原神社〜千利休屋敷跡
4.南宗寺内の寺
5.南宗寺 家康伝説
6.南宗寺 八方睨みの龍
7.美々卯
8.鉄砲鍛冶屋敷