2014.4.3

初めて降りる南海電鉄「和歌山市駅」です。

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和歌山市駅の正面の道を進みます。
24号線に出るまでは人も車も少ない駅前としては寂しい通りでした。
和歌山市駅マップ



まもなく見つけたマンホールのデザインは?no title

歩き始めてまもなく、予想しなかった「勝海舟寓居地」の石碑を見つけました。
石碑だけでよくわかりません。
少し歩くと案内板があり、次のように記されていました。「文久3年軍艦奉行勝安房守紀州藩海岸防衛工事監督のため幕府より和歌山に派遣せられし時此処に寓居す時に門下坂本龍馬も亦来りて事に従ふ」。実際はもう少し川沿い(外堀)にあったようです。

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「寄合橋」が少し西にあることを知り寄り道しました。

南方 熊楠(みなかた くまぐす)の像がありました。
生誕の地であるからです。

南方 熊楠は青年時代にアメリカ、イギリスで独学し、帰国後は田辺に居住、在野で学問一筋の生涯を送り、昭和16年(1941)に死去しました。彼の研究は博物学、宗教学、風俗学など多くの領域に渡り、彼は生物学、特にキノコや粘菌など隠花植物の世界的な学者であり、また日本の民俗学創設において重要な役割を果たしました。他方、環境保護に先駆的に取り組み、近代日本の独創的な思想家として高い評価を受けています。


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寄合橋。
和歌山城の外堀にあたる堀川には多くの橋が架かっていました。江戸時代には、"寄合町" "卜半町" "駿河町" "福町" は、四丁町(よんちょうまち)と呼ばれ裕福な商人の町で、寄合町には「寄合橋」が架かり、橋のたもとには火の見やぐらが設けられていました。

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外堀川
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城北橋南詰交差点の桜
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和歌山城内堀到着。
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櫓が見えてきました。
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勘定門跡より入城しました
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野面積みの石垣です。
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鎧甲を貸してくれ写真撮影ができます。
女性の鎧姿もいいものですね。最近、歴女が増えているそうです。
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紅葉渓庭園入口です。

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現在は新緑のもみじです。秋は見事な紅葉となることでしょう。
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松下幸之助が寄付した茶室「紅松庵」です。松下幸之助は和歌山市の名誉市民なのです。
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紅葉渓庭園は江戸時代初期の城郭庭園でしたが、荒廃し、昭和45年より修復されたのです。

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柳が芽吹いていました。
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御橋廊下が見えたので御橋廊下を渡りに行くことにしました。御橋廊下は、江戸時代に藩主とお付の者だけが渡れる場所で、藩の政庁や藩主の生活の場である二の丸と紅葉渓庭園のある西の丸を行き来するために架けられた橋でした。屋根を設け、外からは見えない造りになっていました。斜めに架かる橋で、全国的にも珍しい構造です。
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御橋廊下西の丸入口
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約11度の角度で斜めになっているため、滑り止めがつけられています。
素足では足が痛かったです。
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つづく・・・和歌山城ー2 大手門・一の橋

【関西シリーズ】
 
堺                     和歌山
 1.女性専用車両              1.和歌山城の桜
 2.堺市役所からの夕日           2.和歌山城の夜桜
 3.菅原神社〜千利休屋敷跡              3.紀三井寺の早咲き桜 
 4.
南宗寺内の寺             
 5.南宗寺 家康伝説
 6.南宗寺 八方睨みの龍
 7.美々卯
 8.鉄砲鍛冶屋敷
 9.山口家住宅
 10. 寺が並ぶ界隈
 11.妙国寺の蘇鉄
 12.堺伝統産業会館
 13. 堺港・旧燈台に沈む夕日

大阪                     草津・彦根

 13.阪急オフィスタワー          1.彦根城の桜    

 14.天神さんー1表門
 15.天神さんー2

 16.中之島東の先端

 17.中之島ー2 バラ園・難波橋

 18.中之島公会堂

 19.中之島図書館

 20.淀屋橋

 21.じゃんじゃん横丁
 22.天王寺

 23.大阪交通博物館ー1
 24.大阪交通博物館ー2
 25.大阪交通博物館ー3

 26.船場・北浜のレトロビルー1船場ビルディング
 27.船場・北浜のレトロビルー2 高麗橋野村ビルディング
 28.船場・北浜レトロビルー3 大阪証券取引所
 29.船場・北浜レトロビルー4 北浜レトロ
 30.船場・北浜レトロビルー5 旧三井ビル