2017.2.26 四日目
ポルトもサンティアゴ・デ・コンポステーラもコインブラも世界遺産でしたが、次に向かうトマールも世界遺産です。
コインブラ、トマール間は1時間強でした。
トマールの城壁と修道院が見えてきました。
12世紀頃は人々は城壁の中に暮らしていたそうです。
バスを降りて歩いて城壁に向かいます。
上りにくそうな城壁です。
テンプル騎士団によって建設が始まり、その本部となったのですが、その後テンプル騎士団の活動が禁止されました。
テンプル騎士団は1096年第一回十字軍終了後の1119年に創立された騎士修道会で、エルサレムへ巡礼に向かうヨーロッパ人を保護する役割でした。
テンプル騎士団の壊滅について知りたい方は下記リンクを御覧ください。
テンプル騎士団の壊滅
テンプル騎士団はダビンチコードにも登場しました。
城門をくぐって中に入りました。
テンプル騎士団が出兵したキリスト修道院。ドアに注目して下さい、内部に入った時、説明します。
城壁の外は国立森林公園です。
一段上に上がりました。
現在は閉じられている南門
キリスト修道院の壁
墓の回廊:15世紀にエンリケ航海王子が増設した回廊のひとつで、修道士の墓となっています。
17世紀の改築の際に作られたアズレージョ
回廊はゴシック洋式です。
偉い修道士の墓でしょうか?
墓の上の模様。
いよいよテンプル騎士団聖堂に入っていきます。
入口には美しいフレスコ画が描かれています。
中央に六角形の祭壇があるという変わった洋式です。六角形の祭壇の中央にキリストを配置してあります。
なぜ、祭壇があるのかというと、テンプル騎士団が出兵の祭、馬に乗ったまま聖堂に入り、ミサを受け、一周りして出兵できるように作られているからです。
テンプル騎士団の活動が禁止された後、そのメンバーが主体になりキリスト教騎士団が結成されトマールを本拠地とし活動しました。
つづく・・・ ポルトガル−27 回廊とマヌエル様式の窓
ポルトガル−1 プレミアムエコノミー
ポルトガル−2 ポルト1 カテドラル
ポルトガル−3 ポルト2 サン・ベント駅
ポルトガル−4 ポルト3 街を見る
ポルトガル−5 ポルト4 エンリケ航海王子の像
ポルトガル−6 ポルト5 ドウロ川クルーズ
ポルトガル−7 ポルト6 ドン・ルイス1世橋を歩く
ポルトガル−8 ポルト7 ロープウエイ
ポルトガル−9 ポルト8 ドン・ルイス1世橋上層
ポルトガル−10 ポルト9 有名な本屋さん
ポルトガル−11 ポルト10 黄昏
ポルトガル−12 サンティアゴ・デ・コンポステーラへ
ポルトガル−13 サンティアゴ1歓喜の丘
ポルトガルー14 サンティアゴ2 大学
ポルトガル−15 サンティアゴ3 パラドールで昼食
ポルトガル−16 サンティアゴ4 旧市街歩き1
ポルトガル−17 サンティアゴ5 旧市街歩き2
ポルトガル−18 サンティアゴ6 大聖堂をひと回り
ポルトガル−19 サンティアゴ7 大聖堂内
ポルトガル−20 サンティアゴ8 帰り道
ポルトガル−21 コインブラへ
ポルトガル−22 コインブラ大学へ
ポルトガル−23 旧コインブラ大学校内見学
ポルトガル−24 コインブラ大学を後にして
ポルトガル−25 コインブラで昼食