202.11.11

ウェルネスの森伊東に宿泊した翌日、源頼朝と八重姫が伊東で逢瀬を重ねた場所を訪ねました。

源頼朝が流されたのは伊豆の蛭ヶ小島(ひるがこじま)と言われていますが当初は伊東家に預けられたという説があります。その折、伊東祐親の娘八重姫と懇ろになり子が生まれています。

二人が会っていたのが音無川を挟んだおとなしの森(音無神社)とひぐらしの森(日暮八幡宮)です。
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まず音無神社に行きました。
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日が暮れるまでおとなしの森(音無神社)で過ごし、日が暮れるとひぐらしの森(日暮八幡神社)へ移動したと伝えられています。
境内に「11月10日尻つみ祭」の立て看板がありました。
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音無神社では11月10日(訪問した前日)に尻つみ祭りが開かれてその後始末をする人がいました。
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尻つみ祭りとは真っ暗な社殿で御神酒を回すときに隣の人の尻をつねって合図したという祭りです。
現在は囃子のリズムに合わせて尻をぶっつけ合う「尻相撲大会」が開催されています。
下記URL動画です。
 https://www.youtube.com/watch?v=nJcxF-tyWXk

頼朝と八重姫が祀られている玉楠神社です。
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樹齢1000年と言われている天然記念物「タブの木」が境内に植わっていました。
タブの木は中国、台湾、フィリピン等、暖地に育つ大木です。伊東の地が温かいことを示しています。
また,塩風にも強いので海岸よりでよく見られます。
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境内の左に頼朝と八重姫についての音無神社絵巻がありました。
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竹のオブジェがありハート型の絵馬が吊るしてありました。縁結びと安産の神社です。
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続いて頼朝と八重姫が日暮れに会っていたという「ひぐらしの森(日暮八幡神社)へ行きました。
小さな神社で、周囲は住宅街になっていて神社の周りに数本大きな木があるだけでした。
頼朝が住んでいたのは「北の小御所」という場所で伊東駅近くにあったのではないかと言われています。
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つづく・・・伊東−4 川奈ステンドグラス美術館1

伊東−1 ウェルネスの森
伊東−2 食事