2015.11.19
犬山城を出て、城下町を散策しながら決めてあった昼食場所へと向かいました。
天保十一年(1840)八代城主成瀬正住が建てた犬山藩校の敬道館です。後に犬山北小学校となりました。
八才で入館し、十五才で退館するのがきまりでしたが、退館後も希望者は受講することが許されていました。学科は読書、習字、作法(武家礼法、伊勢流、古実)の三科目だったそうです。

民家



「犬山しみんてい」という交流館が建っているところを曲がり、大通りから外れたところにある店へ向かいました。

大通りから外れると観光客はほとんどいません。



目的の場所は民家のような店「豆腐かふぇ浦島」です。
FaceBook友に教わったのです。

人気の店で、12時15分前に入ったところ、ラッキーなことにカウンター席が一つのみ空いていました。土、日曜などは予約しておかないと入れないそうです。


ランチは一種類、店の名前「浦島」にちなんだ「玉手箱」のみです。
したがって、注文を取らずに、座ると玉手箱が出てきました。

カウンターの前には寿司種ではなく、櫛やら箸やら日本人形等が置かれていました。

裏庭

今月のメニューです。メニューは月替わりのようです。

玉手箱:さんまの甘露煮、とろゆば、キャベツボール

可愛く、花が一輪活けてありました。

玉手箱の向こう側は串に刺した豆腐田楽です。犬山は串ものが有名で、本町通りではあらゆるものに串を刺し売っている店が並んでいました。
橙色の器には大豆ミート南蛮、手前の黄色いのは豆腐です。

デザートは豆乳とシフォンケーキでした。
どれも美味しく、お腹にもたれないので私はランチとしてこういうものは好きです。
女性に人気というのが解りました。


再び、本町通りに戻り、城とまちミュージアムへ行きました。

武家文化、町人文化が花ひらいた江戸時代を中心に犬山の歴史や文化を展示してありました。犬山は現在も江戸時代とほぼ同じ町割りのまま、城と城下町が残っている全国でも数少ないまちだそうです。
城下町の模型です。南北に道は走り、町家が並んでいます。


つづく・・・犬山ー9 本町ぶらり
犬山ー1 犬山橋で名鉄電車と撮り鉄
犬山ー3 有楽苑の紅葉
犬山ー7 犬山城の秋桜とからくり展示館