花咲かすおじさん

グリーンヒルに移ってから、薔薇を中心とした庭を造り、一年中花が咲いている庭を目指しています。ブログには庭を中心とした花や、旅ブラで撮影した画像をデジブック等で紹介しています。庭もブログも花いっぱいにしたいと思います。

2021年05月

江之浦測候所−6 みかん畑の帰り道


  2021.5.23

帰りは遠回りですが坂が緩やかで歩くのが楽な、みかんが植わっている道を戻りました。
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数理模型:負の定曲率回転面
数学上の双曲線関数を目に見えるように模型化したものです。
ガイドブックに数式が書かれており、双曲線は無限点で交わるが、実際には無限点まで作れないので、先端部を5mmで終わりにしたそうです。
模型の基壇は反射望遠鏡のために作られた光学硝子を使っています。厚みのある光学硝子です。
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左上に春日社の灯籠が見えます。まず、そこを目指しました。
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道脇のビワ
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展望台から見える相模湾
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右 堺大坂道の道標
淀川のほとりに立っていた道標で堺へ通じる大坂道を表示しているものです。
文久3年の銘がありました。
大阪ではなく古い大坂の文字が使われています。
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光学硝子舞台が見えてきました。あと少し!と思い歩きました。
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2022年春、春日社別宮が御霊分けされるそうです。
できたての春日社です。
右に赤い鳥居と灯籠が見えます。礎石は奈良時代に建立された和泉国の国分寺跡から出土した礎石を使っています。
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森の中に多くの石仏が置かれていました。
茶人・細見亮市のコレクションで泉大津の邸宅にあったものです。
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光学硝子舞台の下に来ました。
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大きな石の階段を上がり石舞台がある広場へ行きました。
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つづく・・・江之浦測候所−7 石舞台

江之浦測候所−1 明月門
江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝
江之浦測候所ー3 古代ローマの円形劇場
江之浦測候所−4 奈良屋門&茶室&石造鳥居
江之浦測候所−5 竹林エリア








江之浦測候所−5 竹林エリア


 2021.5.23

藤棚から山の中を下り、竹林エリアへ行きました。
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地図の左上が出発点で右中央が下った先です。
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蜜柑山を下ります。
収穫した蜜柑の箱を下へ運ぶトロッコと軌道が見えます。
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途中で見上げると光学硝子舞台と冬至光遥拝隧道が見られました。
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つづら折りの道を更に下りました。帰りはまた、上らねばなりません。
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木々の間を進みました。
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蜜柑小屋に到達しました。
中に入ると化石が陳列されており、化石窟となっていました。
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立て札は剥げており読めませんでしたが、秀吉が北条を攻めた時、軍を統制するため立てた「禁制立て札」です。
狼藉や放火を戒めており、天正十八年正月と記載されているとのことです。
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クスノキが成長する過程で根が地下にあった巨石を取り巻き、その後大雨で土砂が流れ根元部分が露出したという珍しい状態です。
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小屋の横が竹林です。
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竹林の一角にあったのは広島原爆投下時爆心地近くにあった石造り宝塔の塔身部です。室町時代のものと思われます。
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数理模型:オンデュロイド
平均曲率が0でない定数となる回転面だそうです。
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石造狸
明治時代の作で、信楽焼の狸を石で造形したものです。
酒を左手にさげています。
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竹林を抜けると片浦稲荷大明神があります。
武蔵国豊嶋郡渋谷村の銘があり、縁あって譲り受け「片浦稲荷大明神」として祀ったそうです。
この地点が一番低く、ここから標高100mのところにある石舞台に戻ります。
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つづく・・・江之浦測候所−6 みかん畑の帰り道


江之浦測候所−1 明月門
江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝
江之浦測候所ー3 古代ローマの円形劇場
江之浦測候所−4 奈良屋門&茶室&石造鳥居



江之浦測候所−4 奈良屋門&茶室&石造鳥居


 2021.5.23

旧奈良屋門
箱根宮ノ下の名旅館奈良屋の別邸に至る門です。
平成13年(2001)廃業に伴い寄贈されたものです。
門の大きな踏込石は大阪府箕面市にあった旧笹川良一邸から移築されたものです。
塀は古代工法で土を固めて作る版築という工法で、平城京の塀や法隆寺の塀は同じ工法でつくられています。
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鎌倉時代の鉄宝塔です。
形状から西大寺の系統に属する工人による作と推定されています。
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桃山時代の鉄灯籠
内山永久寺十三重の塔と共に発見されたもので鉄の灯籠は珍しいです。
内山永久寺は奈良県天理市のかって存在した寺院です。興福寺との関係が深く多くの伽藍を備え、大和国でも有数の大寺院でした。
しかし、廃仏毀釈により明治初期に廃寺となりました。
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石造り鳥居と茶室「雨聴天」
茶室「雨聴天」は千利休作と言われる「待庵」を寸分違えず再現した茶室です。
江之浦には秀吉が北条攻めの折、利休に命じて造らせた茶室「天正庵」跡があります。この土地の記憶を取り込んだ茶室にする為、屋根は江之浦の蜜柑小屋の屋根の錆びたトタンを丁寧に剥がし茶室の屋根にしています。雨が降るとトタンに響く音を聴くという意味で茶室の名前を「雨聴天」としたそうです。
春分・秋分の日の出の光は茶室の躙口から差し込み、床を照らすそうです。
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僅か二畳の利休の茶室內部です。
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石造鳥居
春分・秋分の日の太陽はここから昇ります。
鳥居の古様を残す例として山形県小立部落にある重要文化財指定の石鳥居があります。その鳥居の形式に準じて組み立てられました。
踏込石には古墳石棺蓋石が使われています。
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夏至光遥拝ギャラリーの下を歩き次へ進みました。
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石畳が続きます。この道を道なりに進むと光学硝子舞台の下を通り石舞台へ出るのですが、左の脇道に入り竹林ゾーンへ向かいました。
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つづく・・・江之浦測候所−5 竹林エリア

江之浦測候所−1 明月門
江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝
江之浦測候所ー3 古代ローマの円形劇場



江之浦測候所ー3 古代ローマの円形劇場


2021.5.23 

googleマップのストレートビューで江之浦測候所を見ると円形劇場と舞台がしっかり映っていました。
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ガイドブックに掲載されていたマップです。
マップを拡大すると夏至・冬至・春分・秋分の日の出の位置が点線で表示されています。
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左は夏至光遥拝の外壁です。
石の道を進むと石舞台に至りますが最後に行くことにしました。
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途中にあったのは古代ローマ円形劇場の入口です。
入口にかかげられているレリーフは、旧約聖書に記載されている生命の樹を大理石に描いたものです。
ベニスのグランドキャナルに面した商館のファザードに嵌め込まれていた物です。
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レリーフの下の入口から中に入ると、江之浦測候所ブログ−2の冬至光隧道拝の上でした。
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光学硝子舞台
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清水寺の舞台と同じ檜の懸造りです。
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古代ローマの円形劇場観客席
観客席はイタリア・フェレント古代ローマ円形劇場遺跡を実測し再現したそうです。
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観客席の上から
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冬至の日の出の写真です(ネットに掲載されていた江之浦測候所記事より)。参考:https://discoverjapan-web.com/article/14218
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夏至光遥拝の先端から見た光学硝子舞台と冬至光遥拝隧道
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つづく・・・
江之浦測候所−4 奈良屋門&茶室&石造鳥居
江之浦測候所−1 明月門
江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝


江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝


2021.5.23 

待合所から出て所内を見学スタートです。
家内がガイドブックのマップで位置を確認して、その解説を読み、私がそれを聞きながら写真を撮影して歩きました。

待合所前の広場の石畳は、京都市電が廃線になった時、払い下げを受けた軌道石です。
京都市電は明治28年日本初の電車事業として開業、昭和53年に廃業し、軌道石は民間に払い下げられたのです。
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最初に向かったのは長さ100mの夏至光遥拝ギャラリーです。
夏至の朝、海から昇る太陽がこの空間を数分間に渡って駆け抜けます。
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建物の右側の壁は大谷石で造られ、左側はガラス板で無柱空間を作っています。
大谷石の壁面には江之浦測候所を私財を投じて作り上げた写真家、杉本博司氏の作品が掲げられています。
「海景」と題名がつけられた写真は海と空が水平線で二分されているだけのシンプルな構図です。モノクロの銀塩写真です。水と空気が生命を支えている根源的な物質と述べられています。江之浦測候所を歩くと海と空を存分に感じることができます。
作品解説に興味のある方は下記URLを御覧ください。
https://media.thisisgallery.com/works/hiroshisugimoto_03
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夏至光遥拝ギャラリーから見た円形石舞台です。
中央に丸い伽藍石を配置し、周囲に京都市電の敷石を放射状に置いています。回りの巨石は江戸城の石垣のため切り出されたものです。江戸城に運ぶ際、失敗して沈んだ巨石が根府川海岸の海底にあるそうです。
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小松石の石組
石の周囲は三角形に苔を植えています。
江之浦測候所から北へ2kmの場所に石切丁場があるそうです。
小松石については真鶴のブログに掲載しています。
下記リンクを参考にして下さい。
真鶴半島−1 琴ヶ浜
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夏至光遥拝ギャラリー先端からの景色です。
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夏至光遥拝ギャラリーの先端部を下から見上げた写真です。
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冬至光遥拝隧道入口
冬至の朝、相模湾から昇る太陽の光は70mの隧道を貫き対面して置かれた巨石を照らします。
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受付でもらったガイドブックの表紙に冬至の朝の光を捉えた写真が掲載されていました。
冬至は一年の終点であり起点でもあり、生と死の節目として世界各国の古代文明で祀られてきました。
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光に向かって
隧道を歩きました。
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振り返ると冬至の朝に降り注ぐ光を受け止める巨石が見られます。
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隧道の中央付近にあったのは光を採るための光井戸です。
井戸枠は室町時代のものと思われます。
中には光学ガラスの破片が敷かれ光っています。
雨の日は雨粒の一滴一滴が降り注ぐ様子が見られるそうです。
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隧道の先端から海と空、その2つの境目水平線が見えます。
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三角塚
根府川石を組む過程で古墳のような石室空間が現れたため、古墳石室に使われていた石と石棺の一部を內部におさめています。
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海に向かった三角塚の頂点は春分秋分の正午の位置を指しています。
この時、太陽は子午線を通過します。
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ここまで見てきたように建物の配置や方角は太陽の動きに合わせ計算して決められています。
製作した建造物を屋外アートとせず「江之浦測候所」と名付けた理由が少しわかりました。

受付でもらったガイドブックの先頭ページに記載されていた
製作者 杉本博司氏による江之浦測候所概説です。
写真をクリックすると拡大し、出てきた画像をもう一度クリックするとさらに擴大します。
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つづく・・・
江之浦測候所ー3 古代ローマの円形劇場

江之浦測候所−1 明月門

江之浦測候所−1 明月門


2021.5.23 

ずっと行きたいと思っていた「江之浦測候所」へ行ってきました。
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予約制で二日前までの予約が必要です。
ネットで予約して、入場料金をカードで仕払い、それで終りと思っていたら、当日、セブンイレブンでチケットを貰うシステムでした。
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駐車場からの景色です。
江之浦測候所は高台にあります。
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駐車場から坂道を上っていくと門が見えました。
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午前の部と午後の部の入れ替え制ですので、時間が来るまで測候所
前の公園の展望台に上って周囲を見渡したり、ぶらぶらして時間を潰しました。
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公園の展望台から見える江之浦測候所入口付近です。


長い建物は長さ100mある夏至光遥拝ギャラリーです。
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鎌倉にある建長寺派の明月院の正門として室町時代に建てられた門です。色々な人の手に渡り、現在ここにあります。
塀は竹を半分に割り並べた木賊張り(とくさばり)です。桂離宮の表門に見られます。門の奥は大きな石が置かれています。その手前には京都市電の軌道の敷石や藤原京の石橋(調査中)が敷設されていました。
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測候所の開設者杉本博司が江之浦の柑橘畑が今後も残るようにと名付けたそうです。
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門の前は色・形が違う石がはめ込まれていました。
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時間が来たので受付で検温・消毒を済ませ36ページあるマップ付きガイドブックをもらい、ワッペンを胸につけて、中に入りました。
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造設物に一切名称や説明の札もなく、各自自由に鑑賞して歩きました。
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まず、待合棟に入り、荷物をロッカーに入れ身軽になり、トイレを済ませ出発です。
待合棟の中のテーブルは樹齢千年を越える屋久杉でした。
そして、正面にNHK大河ドラマのテーマ題字「青天を衝け」の文字が書かれていました。写真をクリックすると拡大します。
「青天を衝け」の題字は江之浦測候所を開設した杉本博司氏が手掛けました。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23144
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測候所全体図です。
中心となる明月門エリアと坂を下ったところにある竹林エリアの二つのエリアで構成されています。
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つづく・・・
江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝



もみの木の若葉


子供が小さかった頃クリスマス飾り用に購入したもみの木を地植えにすると、とても大きくなりました。
5月は新芽が出て若葉が成長する季節です。
花のような丸い可愛い新芽が出ています。
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30年以上経っていると思います。
モミの木は2,30mにもなるということで芯止めはしています。
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二週間すると新芽は丸かったものが縦に伸びてフサフサに成長しました。
同じ木でも時期によって随分様相が違うものです。
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ドイツトウヒという種類のようです。

 

むらさきつゆ草&ときわつゆ草


2021.5.16

梅雨時に咲く「むらさきつゆ草」です。
「つゆ草」は一般に雄しべがヒゲ状になっています。花は一日花です。
「むらさきつゆ草」は真っすぐ伸びた茎の先に花を咲かせます。
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つゆ草は三つの花びらで三角形を作ります。
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よく見る「つゆ草」は青い花ですが「白いつゆ草」が咲いていました。
「白いつゆ草」は「ときわつゆ草(常磐露草)」と呼ばれています。
「白いつゆ草」は「青いつゆ草」より前に咲きます。「青いつゆ草」はまだ見られません。
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「つゆ草」に「ときわ(常磐)」とつくのは葉が常緑なことから来ているそうです。
5月20日の撮影なので花数が少ないです。
常磐つゆ草は日陰で群生する事が多いようです。
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ヒペリカム&ワイルドストロベリー


2021.5.15

我が家にあったヒペリカムは消滅してしまいましたが、その前に娘のところへ持って行き、挿し木したものが育ちました。それを挿し木でまた、里帰りさせたものです。
周囲に植わっているグランドカバーはワイルドストロベリーです。
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ヒペリカムの花は鮮やかな黄色でグリーンに映えます。雄しべが長くたくさんあるのが特徴です。花は一日で終る一日花です。
花言葉は「きらめき」「悲しみは続かない」です。
花後に高さ15cmぐらいで剪定すると秋にまた、花を咲かせることが出来ます。
ヒペリカム

花が終わるとすぐ赤い実がつきます。実は可愛く花束やアレンジメントに利用されます。一番赤くなった実は雨続きで水分を吸い割れています。この現象はトマトでも起こります。
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小さなイチゴ、ワイルドストロベリーです。
ランナーを伸ばし子株がどんどん出来、グランドカバーとして役立っています。
葉はハーブとして使えます。
ワイルドストロベリーを育てた人に色々幸運が訪れたそうで「幸運のイチゴ」と呼ばれています。
日本での花言葉は「尊重と愛情」「無邪気」「幸せな家庭」等があります。
ヨーロパでは「Lucky&Love」といわれています。
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果実は少し酸味があり、毎日ヨーグルトに10粒程入れて味わっています。
ワイルドストロベリー

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いずれがあやめかかきつばた


「いずれがあやめかかきつばた」
どちらも優劣がつけがたいという意味らしいですが、見分けがつき難いという意味にも使われます。

・花で区別するには「あやめは中央に網目模様がある」
 「カキツバタは中央に白い線がある」
 
・あやめは土の上、かきつばたは水辺に育ちます。
 
・咲く時期は、あやめもかきつばたも5〜6月と記されています。  
 
写真の花は5月連休後に咲き、5月中に花が終わります。
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調べていくうちに、白い「三寸あやめ」という画像があり、背が低くこれに一番近いようです。
また、地方により花菖蒲をあやめとよんでいるところがあり、あやめもかきつばたも花菖蒲も総称アヤメと呼んで間違いないそうです。
まったくややこしいアヤメ類です。
花菖蒲は6月に入ってから咲きます。
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サツキ咲く


2021.5.16

サツキが咲き始めました。
花径10cmもある大きい花を咲かせるサツキです。
白地に赤い斑入りサツキです。
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直径8cm程のサツキです。
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一般的な小ぶりのサツキです。
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以上が庭で咲く3種類のサツキです。

サツキとツツジの見分け方は
1.咲く時期が違います。
  ツツジは4月下旬、サツキは5月中旬から下旬に咲きます。
2.咲き方
  ツツジは一度に満開になりますが、
  サツキは花が咲いているのに蕾があり次々に咲きます。
3.花がない時は葉で区別します。
  一般的にサツキの葉の方が小さく固くツルッとした感じ
  なのに対しツツジの葉は柔らかく産毛がある感じです。

  














 

シランとシラー


赤と白のシラン(紫蘭)が咲きました。
 名前の通りランの一種です。育てやすく、放っておいて咲きます。野生化しているのも多く見かけます。
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花言葉は「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」です。

全体は白ですが、先端に少し紫が入っています。
調べるとリップの先に赤紫色が入る品種を「口紅シラン」というそうです。
繁殖力が劣るようで少し減ってきているように感じます。
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半日陰の場所にグランドカバーとして雑草が生えないように植えています。
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シラーは100種類以上の原種があり、星型や釣鐘状の小花が房状や穂状に咲く植物です。
我が家のシラーはペルビアナという種類です。
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球根植物の多年草で、数年植えっぱなしの方がよく咲き、増えていくという手間いらずの花です。
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芍薬咲く


2021.5.15

3株ある芍薬が咲きました。芍薬は春先に新芽を出し大きな花を咲かせるアジア原産の多年草です。芍薬は草ですが、牡丹は落葉低木で木です。
芍薬は牡丹の台木に利用されています。また、根は消炎・鎮痛・抗菌などの生薬として使われ、代表的な漢方は葛根湯です。

わずかにピンクがかった芍薬です。
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純白の芍薬
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中心部に赤い縁取りがある芍薬
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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があります。
芍薬はすらりとした茎の先に花を咲かせるので女性の立ち姿にたとえ、牡丹は枝分かれした枝に花を咲かせるので座った女性を想像し、百合は風に揺れる姿が美しいので女性が歩く姿を表していると言われています。
まだ蕾だった時の芍薬です。
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ヤマボウシ&ミズキ


5月の白い花にヤマボウシとミズキがあります。
ヤマボウシは普通、高さが10m〜15mの高さになる木ですが、植木屋さんに
木を購入しに行った時、高くならないヤマボウシと言われ購入しました。20年ほど経ったいまは一階の屋根より少し高いぐらいで止まっています。
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二階の窓からの撮影です。
花言葉は「友情」です。
秋には赤い実がなり食べられるそうですが、食べたことはありません。
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ヤマボウシの花は4枚の白い花のように思われますが、これは総苞片(そうほうへん)で、中心部に小さな花が集まって咲いています。その数30あまりといわれています。ヤマボウシは漢字で山法師と書きます。中心に咲く花を法師の頭に見立て、白い総苞片を頭巾をかぶった僧の姿をイメージして付いた名前です。
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ミズキも白い花をつける高木です。低山や原野で見られる落葉樹です。根から水を吸い上げる力が強く、春先に枝を切るとそこから水滴が落ちるところから水木(ミズキ)と名付けられました。
家の窓から何本か見られます。グリーンヒルにたくさんあります。
我が家の庭にも生えて、またたく間に大木になってしまい、植木屋さんが入った折、切ってもらいました。
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ミズキは階段状の独特の樹形になるので「テーブル・ツリー」と呼ばれています。
秋には黒い実がなり、小鳥の好物で、またたく間に実を食べ尽くしてしまいます。
また、熊の好物でもあり、テーブル上になったところに腰掛け手を伸ばし枝を折り食べるそうです。そして座ったところに熊棚ができるそうです。
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はこね金太郎ラインを走る−2 仙石から


2021.5.4
 

湿生花園からの帰り、宮城野回りも考えましたが「はこね金太郎ライン」の方が早そうなので来た道を戻ることにしました。
「はこね金太郎ライン」の入り口は乙女峠へ行く道の公時神社の横です。
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道路標識で示されており、遮断器がある所を曲がります。
「はこね金太郎ライン」は大雨が降るとがけ崩れの可能性があり遮断器が降り通行止めになります。
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入口に大きな石がありますが何の石か石碑なのかわかりません。
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「はこね金太郎ライン」に入った所です。
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道が狭いので、道の中央を走ってくる車が多く、40、50km/h位の速度で走って来て、カーブなどでヒヤッとすることがありました。
下の写真の辺りは広い方です。
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箱根側のガードレールは黒く、足柄側のガードレールは目に優しいグレージュでした。カーブにある待避所です。
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「金時見晴らしパーク」から南足柄市まで殆ど下りになります。
「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」まで16kmの表示が見えます。南足柄の「道の駅」は東名大井松田への途中の竹松交差点の傍にあります。
箱根への往復に金太郎ラインを通り、道の駅に寄ってもらうというのを市が企画して出来たものです。
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道路沿いに南足柄マスコットキャラクター「よいしょの金太郎」と箱根のマスコットキャラクター「はこジ郎」が描かれた看板が立っています。
「はこジ郎」について補足しておきます。
「はこジ郎」のジがカタカナなのは箱根ジオパークの「ジ」を引っ掛けたのです。傘は山の形をしていて、緑なのは木の緑ではなく苔が生えているのだそうです。昼なお暗き・・・が想像出来ます。
着物は「小田原染」で北条氏の染工・津田藤兵衛が染めたものをはこジ郎の祖先にプレゼントしたものを着ているそうです。わらじは箱根旧街道の石畳でも滑らないようにと先祖代々受け継がれているのです。

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矢倉沢出口近くに夕日の滝への分かれ道があり、箱根観光の人を夕日の滝に導く狙いでしょう。
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足柄峠からは、大きな富士山と御殿場の街が裾野に広がる風景を見ることができます。
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矢倉沢から南足柄中心部まで交通量は少なく約300mの高低差を一気に下るので車のスピードは自然に上がってしまいます。
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小田原の海が見えています。
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最後に山の中の農道を走り、箱根仙石から、35分で家に着きました。
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はこね金太郎ラインを走るー1 矢倉沢スタート 
箱根湿生花園−1
箱根湿生花園−2
はこね金太郎ラインを走る−2 仙石から









箱根湿生花園−2


2021.5.4

湿生花園の奥にある仙石原湿原植生復元区は以前来たときは入れませんでしたが木道が造られ周囲を歩けるようになっていました。
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仙石原ススキ草原が見えています。
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一周せず一部だけ歩きました。
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水芭蕉が植えられているハンノキ林です。
ハンノキは湿地で育つ落葉樹です。
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木道の左右に水芭蕉が植わっています。
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ヒマラヤの青いケシ
「幻の青いケシ」と言われていましたが、最近は日本のいくつかの植物園で見ることが出来ます。
通販で輸入種として販売されているので挑戦してはいかがでしょう。
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高原植物
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初夏の高原は涼しく、人も少なくゆっくり楽しめました。

つづく・・・
はこね金太郎ラインを走る−2 仙石から

はこね金太郎ラインを走るー1 矢倉沢スタート 
箱根湿生花園−1


箱根湿生花園−1


2021.5.4 

はこね金太郎ラインを走って仙石まで来たので、仙石原にある箱根湿生花園を訪れることにしました。
順路に従い湿生花園を一周しました。
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最初は「外国の山草と園芸種」
ゾーンです。
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北アメリカ原産の小型アヤメであるイリス・クリスターダ
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ピンク色のイチゴの花を発見、初めて見ました。葉の形も花の形もまさにイチゴです。
紅花イチゴ(ピンク・パンダ)と名付けられている園芸種です。一般のイチゴではなく、キイチゴの実と同じ感じのようです。
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新緑の落葉樹林は気持ち良さそうですが中に入らず、順路に従いカタクリが咲く方へ行きました。もちろん、カタクリの花は終わっていました。
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せせらぎに咲いていたのはクリンソウです。
日本原産のサクラソウ科サクラソウ属です。
花は花茎を中心に円状に重なり咲くので仏閣の屋根の九輪に似ているところからつけられた名前です。
サクラソウはもう終わりに近い時期で、クリンソウも同様です。
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アサザの黄色い花と黄緑色の葉で一面おおわれた池です。
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高山のお花畑です。
礼文島へ行った時、時期が合わず見られなかった「レブンソウ(礼文草)です。

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レブンソウはマメ科の植物です。
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しばらく池がある沼地を歩きました。
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つづく・・・

はこね金太郎ラインを走るー1 矢倉沢スタート 



はこね金太郎ラインを走るー1 矢倉沢スタート 


2021.5.4

2021年4月28日に
通称「はこね金太郎ライン」が開通しました。区間距離10.9kmの神奈川県道731号「箱南道路」です。
以前は舗装されていない道で、開成町に住んでいる頃は箱根へ行く時、時々利用した林道です。
最近は小田原ー宮城野林道ルートを使っています。南足柄から箱根への道は湯本経由を含めて3ルートあります。
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googleマップにすでに「はこね金太郎ライン」が記載されていました。googleマップ更新が早いです。
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仙石・芦ノ湖への新しい案内板が設置されていました。
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はこね金太郎ライン入り口です。
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山の中を走るセンターラインの無い道です。
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カーブの多い道です。
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狭いのですれ違いが難しい箇所もあり、いたるところに待避所が設けられています。最高速度、全線20kmですが殆どの車は40〜50kmで走っていました。
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自転車やオートバイで走っている人が結構いました。
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山は新緑で爽やかな気分を味わえました。
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あっという間に金時見晴らしパーキングに到着。駐車場は満車状態でした。
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金時見晴らしパーキングは南足柄市と箱根町の境です。
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案内板
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金時見晴らしパーキングからの眺めです。
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遠くの山は大山です。
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山頂が見えているのは明神ヶ岳でしょうか?
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駐車場は満車でしたが、展望台には殆ど人がいませんでした。
金時山・明神ヶ岳ハイキングコースを歩きに行っているのでしょうか。
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パーキングを出るとすぐ「金時隧道」に入り、仙石はすぐでした。
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箱根金時ライン仙石側出口は車が並んでいました。
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矢倉沢入口から仙石出口まで20分間でした。
箱根がさらに近くなりました。

つづく・・・
箱根湿生花園−1

五月人形展−3 五月人形


2021.5.5

各種五月人形を展示した場所です。

加藤清正を描いた掛け軸です。
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一番奥の部屋は郷土資料館常設の展示室、囲炉裏や昔の茶の間が設えられていました。
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廊下の休憩用ベンチです。
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窓の外の丸太の森からは子供達の元気な声が聞こえて来ましたが、郷土資料館は今回も我々二人だけでした。
ガラス窓に貼ってあるのは市章です。南足柄の「ミナミ」を図案化したものです。
丸太の森の園内マップは下記URLです。ジップライン飛天狗というものもあります。
http://www.k-mask.jp/maruta/html/ennai_m/index.html
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五月人形展おしまい


五月人形展−1 玄関と廊下の展示物
五月人形展−2 金太郎人形


森のひなまつり−1
森のひなまつり−2
森のひなまつり−3





五月人形展−2 金太郎人形


 2021.5.5

廊下の展示品を鑑賞した後、金太郎の展示室へ入りました。
金太郎、すなわち金時と歌舞伎の「暫」に関する「暫金時」の関係が書かれています。
南足柄市には市民を防犯から守る自主防災組織があり「暫金時隊」と名付けられています。現在1600人(市民27人に一人の割合)が活動しています。
ヒーロー金太郎になり南足柄から悪人を一掃し子供から高齢者まで安心して暮らせる街を目指すものです。
拡大すると読みやすくなります。
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「豆まき金太郎」の浮世絵です。上の文章写真に金太郎と豆まきにについて記述があります。
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足柄山という山はありません。
写真の説明をお読み下さい。
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金太郎土人形
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・金太郎はどうして腹巻きをしているの?
・金太郎はおかっぱ頭なのはなぜ?
・金太郎の体が赤いのはなぜ?
等々、9つの疑問に答えています。
写真を拡大してお読み下さい。
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数々の金太郎土人形。色々なものを抱えたり持ったりしています。
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金太郎人形には三つの基本形があります。
写真を拡大すると読みやすいです。
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左右の人形は大きいです。
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つづく・・・五月人形展示室

五月人形展−1 玄関と廊下の展示物


森のひなまつり−1
森のひなまつり−2
森のひなまつり−3



五月人形展−1 玄関と廊下の展示物


2021.5.5

南足柄丸太の森にある郷土資料館で、3月の雛人形展のあと「五月人形展」が今月末まで開催されており、こどもの日の今日行って来ました。
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玄関に五月人形と金太郎・坂田金時の大きな「のぼり」が飾ってありました。
写真をクリックすると拡大します。
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大きな金太郎人形です。
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廊下にはこいのぼりが泳ぎ、こいのぼりのタペストリーが掲げられていました。
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金太郎と遊んだ仲間です。
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我が家の窓から見える風に泳ぐ「こいのぼり」です。

 
金太郎折り紙
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以上、廊下の展示物でした。

つづく・・・
五月人形展−2 金太郎人形





八重のペチュニア


2021.4.22

初夏から咲くペチュニアです。八重咲きです。
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ペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心が和らぐ」「こころの和らぎ」
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ペチュニアは南アメリカに自生するペチュニア・アキシラリス、ペチュニア・インテグリフォリアをもとに、品種改良が進み多様な品種がつくられています。

白い縁取りがあるペチュニアです。
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斑入りのペチュニア
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一般的なペチュニア
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ノースポールは満開です。寒さに強い小菊で三株でこのボリュームになります。
花言葉は「誠実」「冬の足音」「清潔」「高潔」です。
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バラの幹が倒れる


2021.5.2

昨日(5/2) は強い風で牧之原では竜巻が発生しました。
我が家も木は右へ左へとゆれていました。天気予報では風速6m/secと表示されていました。
高く伸びたバラが二本、根元から折れ倒れました。
多くの蕾がついていたので残念ですがハサミとノコギリで切断し処分しました。

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4月末の野の花


4月末に野の花(いわゆる雑草)を見ながら散歩してきました。
名前がわからない花が殆んどです。

たんぽぽのような花で背が高く150cmにもなるものがありました。
コウゾリナ(顔剃菜)という名前がついています。
目で見てわかりませんが、手で触ると茎や額にザラザラした剛毛があり、顔を剃るときの感覚に似ているところから付いた名前です。
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コチラはご存知の方が多いアザミです。
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日本のどこでも見られるハルジオンです。
ハルジオン

ピンク色のハルジオンです。ハルジオンと似た花にヒメジオンがあります。
ハルジオンの蕾は頭を垂れていますがヒメジオンの蕾は上を向いています。
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ハルジオンの群生です。
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山の中には桐の花が咲いていました。枝先に紫の釣鐘状の花をたくさんつけます。
最近、桐材は殆んどが輸入らしいです。
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道端でよく見かける花です。

「ヒルザキツキミソウ」のようではありましたが、花の大きさが2cmぐらいなので「ユウゲショウ(夕化粧)」でした。名前から夕方咲く花のように思えますが昼間も咲きます。花色がほんのり桃色になり、艶やかさを想像して夕化粧と花の名前が付けられたようです。
アカバナユウゲショウ


ヒルザキツキミソウ

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4月、5月の野の花は花径が1〜2cmのものが多いです。
キンポウゲに似ていますが・・・
キンポウゲ



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ニワゼキショウです。赤紫や白があり、小さな花です。
北アメリカ原産のアヤメ科の花です。
ニワゼキショウ (2)


ニワゼキショウ

これも小さな花です。
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花の形がわからな程の小さな小さな花でした。
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5月連休には一番茶が刈り取られることでしょう。
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