2010.5.29
観光バスを降りて、取り敢えずバスガイドさんから聞いた駅前の信号機の上の「座敷わらし」を探しに行きました。
座敷わらしはオカッパ頭の子供の姿をした神様、または妖怪です。座敷ワラシ、座敷ボッコ、蔵ワラシ、御蔵ワラシなどさまざまな呼び名があり、これが住みついた家は栄えるが、いなくなると没落してしまうと言われています。夜、眠っている人の枕や布団に悪戯したりすることもあるらしいです。

駅前の池にはカッパがいました。スマートなカッパばかりです。

朝チェックしておいた待月という雰囲気の良さそうなCafe へ行き、これからどうするか、一休みして考えることにしました。




雨がぱらぱら降っているので、近くで屋内で過ごせる所を探していると4 / 24 リニューアルオープンの遠野市立博物館のパンフレットが目に止まり、面白そうなのでそこに決めました。


博物館へ行く途中スズランが咲いており、少女の像がありました。

少女が座っているのは「クルミの殻」でした。遠野はクルミが名産品でしょうか?

中央通りの突き当たりに南部神社があり。山を登っていくと鍋倉城跡があるとのことです。1627 年に南部直義が入って以来240 年余り、遠野南部氏12,500 石の居城でした。
博物館へ行った後に登ることにしました。

博物館の横にある「獅子おどり」の銅像です。遠野で豊作や祝い事があった時に踊っていたようです。今は祭りのときに踊られます。宮城県・岩手県では「獅子」ではなく「鹿(シシ)」のことだということで鹿の角がついています。
詳しくは下記URLに記載されています。
https://blog.goo.ne.jp/tako_888k/e/0417ba1b6f5ddb66eb76605d0b4f20dc
詳しくは下記URLに記載されています。
https://blog.goo.ne.jp/tako_888k/e/0417ba1b6f5ddb66eb76605d0b4f20dc

遠野博物館です。

遠野博物館は昭和55年に開館した日本で初めての民族博物館です。
遠野の人々の自然や暮らし、文化、歴史が展示されています。
遠野は四方を山に囲まれた盆地です。遠野の街は昔、湖だった所に出来たと伝えられています。正面向こうの一番高い山が早池峰山(はやちねさん)(1917m)、右に六角牛山(ろっこうしさん)( 1294m )、左に石上山(いしがみさん)( 1038m )と1000m級の山が連なっています。これらは遠野三山と呼ばれています。
【三人の女神の話】
【三人の女神の話】
大昔、女神がいました。三人の娘を連れて高原にさしかかり、来内(らいない)村の伊豆権現(いずごんげん)社(やしろ)のあたりに泊まりました。母の女神は「今夜よき夢を見た娘に、最もよい山をあげよう」と三人の女神たちに語って休みました。夜が更けて、天より霊華(れいか)が降りて、姉の女神の胸の上に止りました。末の女神(二女の女神との説もある) がその華(はな)に気づき、こっそり取り上げ、自分の胸の上にのせて休みましので、最も美しい早池峰山をもらうことになりました。姉たちは六角牛(ろっこうし)山と石神(いしがみ)山をもらいました。若い三人の女神はそれぞれ三つの山に住み、今もこれを治めており、遠野の女たちは女神のやきもちを恐れ今でもこの山に登らないといわれています。
街道沿いの商店の様子で、にぎやかだった遠野の様子を表しています。

南部馬を売る情景です。
曲り家で大切に育てた南部馬は高く売れたそうです。
曲がり屋がある農家の暮らし


オシラサマ信仰について説明がありました。


つづく・・・散策
遠野−1 遠野駅へ
遠野−2 とおの昔話村
遠野−3 柳田國男隠居所
遠野−4 千葉家−1 曲がり屋
遠野−5 千葉家−2 庭
遠野−6 五百羅漢
遠野−7 福泉寺
遠野−8 遠野ふるさと村
遠野−9 カッパ淵
遠野−10 伝承園