12月に入ったと思ったら
今日は冷たい雨の一日ですね。
みなさんいかがお過ごしです?
最近読んだ本の中から紹介します。
親鸞(上、下)
(五木寛之)
(講談社)
親鸞の幼少時代、叡山で修業に励む親鸞、山を降り聖となる親鸞、そして新潟に流されるまでを描いている。


小説なので面白い。修行一辺倒ではなく女性も随所に現れ小説に華を添えている。
所々仏教用語が出て来るが優しく解説してくれる。
下巻では親鸞を語る時切り離せない法然が登場する。
南無阿弥陀仏と唱えさえすれば浄土へ誰でも行けると説く法然。
南無とは帰命するということで全てを捨てて仏の前にひれ伏すこと。何もかもすべて任せて信じ迷いません。というのが南無。
阿弥陀仏とは阿弥陀如来という仏様を呼びだす声のこと。
そうすれば平等に浄土へ連れて行ってくれるという簡単明瞭な教え。
選択(せんちゃく)とは、ひとつを選ぶこと
選んだら全部をそちらに傾ける。
われわれは選択をしょっちゅうやっているが仏教でいう選択にはなりきれない。未練、二股、復活等、片方を捨てきれないものだ。
親鸞を述べるときは師である法然を外せない。法然と親鸞の違いは?
少し宗教に世界に導いてくれる本。
仏教世界を舞台にした恋愛小説でもあるので楽しく読める本である。