今日も一日寒い雨でしたね。
本の紹介日ですが
その前に
いつもお世話になっている
市立図書館の
「大人の図書館探検隊員募集」というイベントに
PM1:30〜4:00参加してきました。

男女4名づつの参加でした。
職員だけ使う秘密の階段を下り
いつもは入れない地下書庫へ行ったり,

受付け側で
パソコンシステムをのぞいたり
パソコンサーバー室を覗いたり
視聴覚室では16mm映写機が置いている裏の部屋に入ったり
結構おもしろかったです。

図書館を知ってもらって
本の修理や整理のボランティアをお願いしたい
というのが本音のようです。
子供も私も大変お世話になっている図書館なので
一度はボランティアで恩返しをしたいと思っています。


本の紹介は「飲めば都」、
呑み助を応援する本かと思ったが
予想外でした。

飲めば都

(北村 薫)

(新潮社)



 飲めば都の「都」とは女性の名前でした。「こさかいみやこ」。小堺ではなく小酒井。「酒の井戸です」お酒に縁がある名前なので当然お酒が大好き、周りにたくさんお酒の好きな「おねえ」がいる出版社が舞台です。


都ちゃんがある出版社の新入社員時代から物語は始まり、お酒と共に失敗もしながら成長していくエッセイ風小説です。
お酒ゆえの失敗談と本音の話が随所に出てくる
ユーモア小説です。


飲めば都飲めば都裏
表紙の絵は小説に出てくる本の挿絵を描いている「オコジョ」さんの版画。何を描いているかは小説を読んでの楽しみにしてください。(想像つきますね)
そのオコジョさんにちょっぴり恋に落ちる都でした。


良いお姉さん編集員や部長に囲まれ幸せな都でした。

象鼻酒(ぞうびしゅ)御存じでしょうか?途中で象鼻酒(杯)が出てきて??
最後に象鼻酒にまつわる話が出てきて、なるほど。

お酒飲みの方もそうでない方も楽しめる本です。