坂道もこれで終わりかな「追込坂」。まもなく甘酒茶屋


追込坂は短い坂です。上った後は旧東海道732号線沿いの一段高い場所を歩くことになります。

休憩舎は、親鸞上人と弟子が別れた「笈ノ平」という場所です。
碑と説明板があります。




茅葺屋根の休憩所


休憩場所は誰もいなくて雨戸が閉まっており、暗いので、展示室の方へ向かいます。

江戸時代の駕籠

赤穂浪士大高源吾が馬方国蔵に詫び証文を書く場面。

赤穂浪士大高源吾が吉良の敵討のため江戸へ上京するのですが、三島宿に差し掛かった折り、馬方国蔵に因縁をつけられます。大事な時期であるので耐え忍んで詫び証文を書いたのです。
詳しくは写真をクリックして読んでください。

馬方国蔵はこの達筆を読めたのでしょうか?


13:40 遂に甘酒茶屋到着。畑宿から一時間強です。
江戸時代は4軒ほど立て場があったそうです。
甘酒茶屋は、いつもの賑わいがありません。平日はこんなものかな?



甘酒茶屋正面

客は私一人でした。甘酒を注文して芦ノ湖までのエネルギーを補給します。

しばらくすると、途中で追い越した夫婦が入ってきました。
この夫婦は畑宿に車を停めて歩いて来たので、もう一度ここから畑宿へ戻るそうです。
アルバイトらしきおばさんと「どこから?」「山の向こうの南足柄」「私、足柄高校へ通っていた」・・・・・・等々の会話、客がいないので話し相手になってくれました。

つづく・・・東海道53次 箱根越えー11(最後の石畳)
これまでの東海道53次 箱根越え