昼前から雨がやんだので午後ウォーキングに出かけたら、やっぱり雨に降られてしまいました。寒い一日でした。


夜よ泣かないで

(香納諒一)

(双葉社)



夜よ泣かないでハードボイルドの本です。ハードボイルドという言葉は、「固いゆで卵」を示す言葉から出て、タフな、無情、非情、暴力、恥辱という小説ということになっています。男性が読む本、女性は嫌う本というのが通説でしょうか。

しかし、真髄は推理小説、冒険小説、サスペンス小説なのです。「夜よ泣かないで」という小説は最初に暴力は出てくるものの読み進むにつれ、恋を絡めた社会派推理小説となって行くのです。ハードボイルドはちょっと?という方はこの本を読んでみてください。ハードボイルドと言ってもソフトなハードボイルドです。暴力ばかりでいやになるものもありますが結構ソフトなハードボイルドがあります。

また、ハードボイルド小説には男と女のプラトニックラブを描いた小説がたくさんあります。

「人それぞれのハードボイルがある」とも言われています。

毛嫌いしていた人はこの本や北方謙三の「白日(ブログ花咲かすおじさん2012.1.20)」を一度読んでみてください。


【内容】

声を失ったでホームヘルパーの麻生純(女性)は、新宿歌舞伎町で暴力団の先代の妻・絹代をいつものCafe (レストランか?)へ連れて行った時、偶然大物政治家の狙撃現場に出くわしてしまう。返り討ちにあった襲撃者の最後を看取ったことから、純は巨大な陰謀に巻き込まれていく。そして不可思議な能力を持ってしまった純の恋と冒険を描く



絹代御婆さんの最後の言葉

「人間ってやつは自分の力で生きて、時期が来たらこの世とおさらばする。それでいいのさ」