2012.11.25(日)


松永記念館から箱根板橋駅へ向かうため、旧東海道に出ます。
この道には明治から昭和時代の古い家が多くあります。

小田原旧東海道




















内野邸がちょうど特別公開されていました。今回が初めての試みということです。
小田原〜板橋 (149)



















内野邸:住宅と蔵が一体となっています。玄関はしゃれたアーチ状です。
黒の壁にも斜格子が彫り込まれ、大きな門柱の様な柱が力強く家を支えている感じがします。写真をクリックして拡大し、細部を観察してください。色々発見があるでしょう。
小田原〜板橋 (182)


















明治36(1903)年に建てられた内野邸は、元醤油醸造業を営む旧家で、店舗兼住宅、文庫蔵、穀蔵、工場などが敷地を取り囲むように並んでいます。


学校給食に醬油を供給していたのです。
小田原〜板橋 (152)



















つい最近まで生活していたので各部屋は状態良保たれています。使い込まれた備品には生活感が漂っています。
小田原〜板橋 (156)



















蔵の中
小田原〜板橋 (158)



















最近まで、おばあさんが住んでいたということなので、おばあさんの琴でしょうか?
小田原〜板橋 (163)



















鳳凰を彫った欄間。お客さんを通す二階の部屋です。
小田原〜板橋 (164)


















美しい格子です。
小田原〜板橋 (166)



















2Fから見た醬油製造工場
小田原〜板橋 (165)



















2Fに通した客にお茶を出したり料理を出したりするため女中が使った階段です。
使用人専用階段なので幅が狭いです。
小田原〜板橋 (167)
















小田原〜板橋 (168)



















2F廊下、客が歩くので広い造りになっています。
小田原〜板橋 (169)


















工場跡には、使われていた醬油樽がきれいな状態で残っています。
小田原〜板橋 (176)


















工場内には水や大豆を運ぶのに使ったトロッコのレール跡が残っています。
小田原〜板橋 (180)


















工場の裏を流れる用水路は、北条氏が城下町を潤す為に設置した日本最古の上水道と言われいる小田原用水です。後に江戸時代、江戸の市民を潤すための玉川用水は小田原用水を手本としたのです。一号線沿いの早川から取水しています。小田原用水は小田原城下の市民の水として使われました。
小田原〜板橋 (178)


















時々、公開されるようですから、機会があれば訪れてはいかがでしょうか?


箱根登山電車、箱根板橋駅です。これで今回の小田原散歩は終了です。
小田原〜板橋 (184)



















今回のシリーズは終了です。次は「久野古墳巡り」をお送りします。

つづく

小田原散歩シリーズ

 1.小田原散歩ー1(愛宕山越え)

 2.小田原散歩ー2(めだかの学校)

 3.小田原散歩ー3(関東学院大学)

  4.小田原散歩ー4(白秋童話の散歩道、からたちの花小径)

 5.小田原散歩ー5(松永記念館)