旧交通博物館側です。
旧万世橋駅に取り付けられてあったであろうレリーフがmAAchの外壁に掛っていました。

左の赤いタイルの建物は旧交通博物館の後に立ったビルです。

レールの断面のプレートが埋め込まれています。レールの幅と同じでしょうか?

万世橋駅があったのは江戸時代、江戸城の「筋違門」があった場所です。
筋違(すじかい)御門の名称は、
将軍が江戸城大手門、神田橋門を経て正面に見える渡櫓門に入り、左折して筋違橋を渡り、右方向に直進して上野寛永寺、日光東照宮に参拝する御成道がありました。
また、日本橋を起点としてこの門から筋違橋を渡り左折して本郷方面へと続く中山道がありました。
御成道と中山道がちょうどこの門で交差するので筋違と名付けられました。
門の前は大きな広場になっていて、交通の要所で多くの人が行き交っていたのです。その場所に交通博物館があったのは因縁を感じます。

ビルへの入口にはJRの歴史が年輪の形として埋め込まれています。


懐かしい交通博物館正面玄関のパネルです。

おしまい
旧万世橋駅シリーズ
1.旧万世橋駅-1 mAAch
2.旧万世橋駅ー2 1912階段