2011.11.16

通称「かまぼこ通り」の出口(古清水旅館の隣)に「なりわい交流館」があります。「なりわい交流館」は昭和7年に建設された旧網問屋を利用して、市民や観光客の休み処、憩いの場として平成13年に開館したのです。

昔、小田原ではブリがよく捕れ、ブリを捕る網を売っていたのです。勤め始めた頃にはブリは少なくなり、「今日久しぶりに、寒ブリがあがったので食べに行こう」という会話がありましたが、徐々にその会話は無くなっていきました。
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赤い印が「なりわい交流館」です。その右が本陣古清水旅館です。
なりわい館



 

旧網問屋の建物は小田原の典型的な商家の造りで「出桁(でげた)造りです。二階正面は出格子窓(地図の上の写真を参照)で、旅籠の雰囲気です。

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裏から見た「なりわい交流館」です。

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「なりわい交流館」の隣は豆大福・だんごで有名な「伊勢屋本店」です。駅ビル「ラスカ」や鴨宮の西武百貨店(前ロビンソン百貨店)にも店を出しています。

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伊勢屋本店前の一号線のカーブです。ここから箱根湯本まで一直線に延びています。
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伊勢屋本店の隣に「えこ座」と看板が掲げられています。

扉が閉まっていたので中はわかりませんでした。


帰って調べると下記のような記事がありました。時々寄席をやっているそうです。

オール電化の体験展示場の名前で、ここの経営者が日大落研卒業生。「えこ座」2階が小さな寄席になり、1周年を迎えた。席亭えこ座でん助の先輩、林家正雀の一席を聞けて、大満足。ご縁満開一座というご当地フォークグループも加わって、いかにも小田原らしい企画だ。


寄席


「杉兼」というのは蒲鉾を製造・販売しているところです。

この通りはまだまだ見所が続きます。

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創業400年余り前の「こい勢屋」料理茶屋が 現在は小伊勢として新装されています。

こぎれいな内装でしたが平成27年に残念ながら閉店となってしまいました。

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小伊勢屋は「小田原どん」をやっていました。この店は天丼でした。

「小田原どん」は、下記三つのこだわりで小田原自慢の食材をおいしく調理し、遠来のお客様をおもてなすことが主旨です。

一つ、小田原の海と大地で育まれた食材を一つ以上用いること
二つ、伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って供するること
三つ、お客様に満足していただき、小田原がもっと好きになるように、おもてなしすること

「小田原どん」が食べられる店は下記URLです。小田原にお越しの節はどうぞ!
http://genki-odawara.com/don/

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少し先には「小西薬局」という古い漢方の薬局があります。


「小西薬局は、江戸時代初期より東海道に面する現在地(旧中宿町)にあり、薬種商を営んできた老舗です。関東大震災で倒壊した店は、旧店舗の材料を一部用いて大正14年頃に完成したと伝えられえいます


小田原まちかど博物館になっているので見学ができます。
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調剤室
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薬棚や秤等、調合に使ったものが陳列されています。
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「小田原の旧東海道沿いに古民家が所々あるが、この辺一帯は815日の小田原空襲で火災になり消失した。したがって今建っている古民家はその後に建てたものもが多い」と小西薬局のおじいさんが教えてくれた。

小田原は関東大震災と空襲という二回の災害を経験しているのです。
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のれんには寛永10年創業と書かれています。寛永14年が島原の乱ですから、その少し前に創業されたのです。江戸時代になって間もなくで徳川幕府が形を作っている頃です。


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小西薬局の向かいにあるのは小田原城ではなく、歌舞伎の市川団十郎「ういろう売り」に出てくる「外郎(ういろう)の店」です。代々伝わる棟造りです。
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「ういろう」についてはブログ下記で紹介しましたので参考にしてください。

本:ういろう物語


「ういろう」とは名古屋の名物菓子の「ういろう」ではなく、薬の「ういろう」で、仁丹のような形です。
食あたりから風邪まで効く薬と言われています。以前は手に入りにくかったのですが、最近は比較的手に入りやすくなりました。菓子も作っており名古屋の「ういろう」と同じような「ういろう」も売っています。
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「ういろう」の効用
http://kosodatenonbi.seesaa.net/article/271181485.html
 

今回の小田原宿紹介は下図赤線の部分です。

小田原宿マップ


つづく・・・・東海道53次小田原宿 NO49-2 大久保家菩提寺大久寺

東海道53次 小田原宿 酒匂の渡し

旧東海道53次小田原宿 新田義貞首塚

旧東海道53次小田原宿 NO47-1 小田原城山王曲輪に入る

東海道53次 NO47-2 小田原宿の見附

東海道53次 NO48-1 かまぼこ通り

東海道53次 NO48-2 脇本陣小清水旅館

東海道53次 NO48-3 小田原宿本陣古清水旅館資料室