2014.4.6
今年初めて、道端で浦島草を見つけました。
浦島太郎が釣り糸をたれているのに見立てたのでしょう。
下の写真は投げ釣りをしようとしている姿です。
似た花として、緑の花を咲かせる武蔵鐙(ムサシアブミ)がありますが、どちらもサトイモ科テンナンショウ属.です。テンナンショウは交配で異種を作りやすく多くの種類があります。
武蔵鐙は武蔵の国で作られる馬の鐙に似ているところから名が付けられたのです。
株が成長すると秋には赤い実をつけるものもあります。昨年、御岳山で初めて見ました。
御岳山ビジターセンターの植物説明員から、「テンナンショウ属は多くの種類があるのでお客さんにはテンナンショウという言葉で全部済ませています」ということを聞きました。
テンナンショウは山林など日陰で水分が多い場所に咲く花です。
これからたくさん出てきますから林や山道を歩くとき気をつけて探して見てください。
