2014.10.9
JR岐阜バス停8:52発の高速バスに乗車して、郡上八幡城下町プラザ(10:04)で下車しました。
城下町プラザは観光バス/路線バスの広い駐車場があり、郡上八幡観光のスタート・ゴール地点です。

城下町プラザにはコインロッカーがたくさんあります。そして、料金が100円というのが嬉しいですね。身軽になって、午前中に郡上八幡城へ行くことにしました。

道路の手前が大手門があった場所です。


右の道が八幡城登山道です。

ジグザグの道を登っていきます。

郡上八幡城へ行く前に、安養寺へ寄りました。


「日本まんまんなか」と書かれています。郡上八幡はなるほど、日本の真ん中に位置するところです。釈迦三尊 へその堂とは考えたネーミングです。
「およし」というのは、八幡城を築く際に人柱として生き埋めにされたという娘のこと、美人の誉れの高い娘だったようです。八幡城本丸跡の石段の下でオヨシオヨシと言って手を叩くと泣くような声がするという伝説があります。


車が走る道を登っていきます。

安養寺本堂の大屋根。上から見ると屋根の大きさがよくわかります。

山内一豊と妻千代の像。
山内一豊夫人 千代は、司馬遼太郎の原作では近江の国出身になっていますが、近年では郡上出身説が有力になっているとのことで、ここに像がありました。像が表しているのは、一豊がいざ戦いに参加する段になり、栗毛の馬が欲しかったが貧乏で購入できずにいると、千代がへそくりを使い馬を購入して渡したという逸話です。千代は妻の鏡と称されました。
慈恩禅寺には山内一豊の妻 千代の出生を示す古文書が残されていて、その中に郡上八幡城初代城主「遠藤盛数」の家系図があり盛数の娘山内対馬守様室(千代)のことが記されています。このお寺慈恩禅寺は、郡上八幡城初代城主「遠藤盛数」の長男遠藤慶隆が建てた寺で、千代のお兄さんに当たり山内一豊の妻 千代と非常に縁の深いお寺になります。


車は登りの一方通行です。

岸劒神社の鳥居のしめ縄は赤でした。

途中からつづら折りの車道をショートカットするように登山道が作られていました。せっかくなので登山道を登り、山歩き気分を楽しみました。かなり急な坂でした。

秋には赤く色づくもみじが植わっていて、春は桜、秋はもみじの郡上八幡城です。

宇城八幡城の石垣に到着です。

つづく・・・・・郡上八幡城外観
中部シリーズ
2.大垣ー2 墨俣一夜城
3.大垣ー3 墨俣城からの帰り道
4.大垣ー4 大垣城
5.大垣ー5 円通寺
6.大垣ー6 水門川の景色
7.大垣ー7 沈む夕日