2017.11.20
小雨の中の垂井宿歩きです。
相川
二階部分の天井の高さが低い古い家が多く見られました。
明治時代、垂井村に養蚕伝習所が置かれた記録が残っているので二階で蚕を飼っており二階が低いのでしょう。空気抜きの屋根も見られます。
宿場町で商いをしていたことを示す看板が各家に掲げられていました。
ほうきで商いが成立した時代だったのでしょう。
小さな社
曳山が仕舞われている建物です。
垂井の曳山祭りは南北朝時代に北朝の後光厳天皇が美濃国垂井へ難を逃れた時、慰めようと村人が3輌つくって曳山祭りをしたのが始まりと言われています。
毎年5月はじめに祭りが実施され曳山の舞台では子供歌舞伎が演じられます。
写真をクリックすると説明が読みやすくなります。
道の角にあるのは安永6年(1777年)に建てられた「旅籠 亀丸屋」です。
中を見学させてもらえるか聞こうと引き戸を引くと開いたので中に入りましたが誰もいませんでしたが上がって見学させてもらいました。
中に入るとレンガが敷いてありました。
鎧兜とつるし雛が飾ってありました。
炊事場です。最近まで旅館は開いていたとのことです。
2Fの客室です。他の部屋は閉まっていて開けられませんでした。
二階の窓から見た街道
つづく・・・垂井宿−3 南宮大社大鳥居