2021.5.23
ずっと行きたいと思っていた「江之浦測候所」へ行ってきました。

予約制で二日前までの予約が必要です。
ネットで予約して、入場料金をカードで仕払い、それで終りと思っていたら、当日、セブンイレブンでチケットを貰うシステムでした。

駐車場からの景色です。
江之浦測候所は高台にあります。

駐車場から坂道を上っていくと門が見えました。

午前の部と午後の部の入れ替え制ですので、時間が来るまで測候所
前の公園の展望台に上って周囲を見渡したり、ぶらぶらして時間を潰しました。


公園の展望台から見える江之浦測候所入口付近です。
長い建物は長さ100mある夏至光遥拝ギャラリーです。

鎌倉にある建長寺派の明月院の正門として室町時代に建てられた門です。色々な人の手に渡り、現在ここにあります。
塀は竹を半分に割り並べた木賊張り(とくさばり)です。桂離宮の表門に見られます。門の奥は大きな石が置かれています。その手前には京都市電の軌道の敷石や藤原京の石橋(調査中)が敷設されていました。

測候所の開設者杉本博司が江之浦の柑橘畑が今後も残るようにと名付けたそうです。

門の前は色・形が違う石がはめ込まれていました。


時間が来たので受付で検温・消毒を済ませ36ページあるマップ付きガイドブックをもらい、ワッペンを胸につけて、中に入りました。

造設物に一切名称や説明の札もなく、各自自由に鑑賞して歩きました。

まず、待合棟に入り、荷物をロッカーに入れ身軽になり、トイレを済ませ出発です。
待合棟の中のテーブルは樹齢千年を越える屋久杉でした。
そして、正面にNHK大河ドラマのテーマ題字「青天を衝け」の文字が書かれていました。写真をクリックすると拡大します。
「青天を衝け」の題字は江之浦測候所を開設した杉本博司氏が手掛けました。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23144

測候所全体図です。
中心となる明月門エリアと坂を下ったところにある竹林エリアの二つのエリアで構成されています。

つづく・・・江之浦測候所−2 夏至・冬至光遥拝