2008.5.6
中国を思わせる通りを歩いていると突然、柔らかな黄色の教会が現れました。
16世紀中頃建てられたマカオで最古と言われている聖ローレンス教会でした。
教会の天井は鮮やかなブルーです。今まで見てきた教会の印象と大分違います。そのブルーを縁取るように施されたアズレージョ、天井から下がるシャンデリア、そして白と黄色の梁、非常に華やかな装飾です。観光客はいなくて非常に静かでした。
小ぶりのステンドグラスは聖フローレンスの生涯を表しているとのことで鮮やかでした。
入口側です。
外に出るとかわいいポストがありました。街の通りには駐車場らしいものがなく車は写真のように道路に縦列駐車しています。
路地にFUJIFILM の古い看板が見えました。
セナド広場から200m位の位置にある聖オーガスティン広場(小さいスペースです)の周りに教会、劇場、図書館、修道院が集まっていました。セナド広場より南は観光客が少ないのでゆったりできました。
薄緑のきれいな建物はドン・ペドロ5 世劇場です。19世紀中頃ポルトガル人の男性専用の社交クラブ「マカオ・クラブ」として使われていました。1858年にオペラハウスに生まれ変ったそうです。残念ながら内部は非公開でした。
教会の中は黄色の壁に青い天井で聖ローレンス教会と同じ色調です。そしてキリストを祀っています。同じ時期に建てられたのでしょうか?
修道院です。
ロバート・ホートン図書館です。香港経済の基を築いたと言われている大富豪ホートンの別荘で現在図書館になっています。内部は中国風だそうです。明・清時代の貴重な書物があるそうです。
セナド広場に来ました。丁度、お昼時です。観光客が多いです。写真右のアーケード付近にレストランがありそうで行ってみました。
路地の突き当たりにイタリア風レストランが在りましたが、ランチにしては重く、他を探すことにしました。
つづく・・・マカオー10 カジノで昼食
マカオ−1 香港からマカオへ
マカオ−2 セナド広場から
マカオ−3 聖ポール天守堂跡
マカオ−4 モンテの砦
マカオ−5 カモンエス公園
マカオ−6 ホテルの庭とフィッシャーマンズ
マカオ−7 カジノで夕食
マカオ−8 バラ広場から