2009.3.24
柳川駅に着くと、まず、川下りの船着き場へ向かいました。柳川城を囲む堀が現在は川となり水が静かに流れています。この堀を舟で下るのです。
googleマップで柳川を検索すると水路が無数にありました。
船着場では写真のような小さな舟が沢山並んでいました。
舟底に布団を折りたたんでその上に座るのだと思ったら「布団の左右に座り、寒かったら足や手を布団に入れてください」とのことでした。10 時15 分に船着場に着きましたがお客さんで舟がいっぱいになるまで出ませんでした。一般の人は少ないので、結局、団体さんが来るまで一般の人は待たされることになりました。私のグループの一般客は4 人でした。団体さんが10:30に来たので出発しました。
二番目にくぐった橋は朱塗りの橋でした。この辺りはまだ駅前の大通りのそばです。
橋をくぐると旅館らしき建物が見え、船着場があり舟が並んでいました。
芽吹きの柳のそばを舟はゆったりと進みます。この辺は車が走る町中です。駅からまっすぐ来るとこの辺にたどりつきます。帰りはこの岸辺を歩いて帰りました。
玉石を並べた川堤があるところに出てきました。この辺から柳川風情を感じることが出来ました。
高さも幅も、ぎりぎりのところを通って行きます。橋の名前は「水郷橋」です。
昔ながらの日本家屋の庭に、花桃が咲いていました。多くの場所で花桃を見ました
。花桃はピンクと白の花が混ざり、花が大きく優雅でやさしい感じです。
雪柳の花も見られ、相変わらず水面と橋の距離が狭いところを舟は進みました。この辺りは人家の建物が川辺りに建ち、川に垂れ下が庭の花を見ながら進みました。
「山吹」に似ている花ですが、ちょっと違うようです。台湾◯◯と言っていたように記憶しています。
花桃だけでなく桜も見られました。花のオンパレードでした。
頭すれすれに舟は進みました。
私が乗った舟の船頭さんです。以前は漁師をしていたそうです。味のある声で歌も披露してくれました。
柳川の川下りは京都嵐山のような流れがないので竿をささなければならず大変疲れるそうです。なるほど夏は大変でしょうね。
つづく・・・水郷柳川−3 川下り後編
水郷柳川−1 熊本から柳川へ