2009.3.24

カモが気持ちよさそうでした。
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なまこ壁の前の川下り乗船記念の札には、その日の日付が入っていました。
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柳川の川下り近辺はたいへん静かです。家があるのに人の姿は見えず、物音も話し声も聞こえませんでした。
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嵐山の川下りと同様、甘酒、地酒等を売っている店が一軒あり、そこに舟をつけお客さんに勧めていました。
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お雛様、さげもんが飾ってありました。
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舟旅も終わりに近づき川幅が広くなりました。
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柳川ではこのような屋根の家が見受けられるそうです。屋根の下は藁葺きで、ほとんどが武家屋敷の跡だそうです。
柳川の武家屋敷は今でも人が住み生活をしているのが特徴だそうです。
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この武家屋敷の前は小さな公園になっていて「待ちぼうけ」のわらべ像と歌詞の一部が書かれていました。

待ちぼうけ待ちぼうけ
ある日せっせと野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころりころげた木のねっこ
北原白秋

つづきは
待ちぼうけ待ちぼうけ
しめたこれから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは駆(か)けて来る
兎ぶつかれ木のねっこ

待ちぼうけ待ちぼうけ
昨日(きのう)鍬(くわ)とり畑仕事(はたしごと)
今日は頬(ほお)づえ日向(ひなた)ぼこ
うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ

待ちぼうけ待ちぼうけ
今日(きょう)は今日はで待ちぼうけ
明日(あす)は明日はで森のそと
兎待ち待ち木のねっこ

北原白秋の生家は柳川です。そして長い間小田原に住んでいました。
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今風の家も川辺に建つようになってきたようです。たくさんの鉢を飾りきれいにしてあります。カヌーもありました。
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熊本に着いたときは雨でまだ桜も満開でないところが多かったのですが、2日間の晴天で柳川は満開になっていました。
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舟は御花の船着場に着き、約1 時間半の船旅を終えました。
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つづく・・・水郷柳川−4 御花

水郷柳川−1 熊本から柳川へ
水郷柳川−2 川下り前編