2008.8.26

最後に三嶋大社に寄りました。三嶋大社は数回訪れています。ここの鳩は近づいても飛び立ちませんでした。いたずらをする人がいないのでしょうか?うずくまっている鳩もいました。参道の先に本殿があります。
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三嶋大社境内は下記URLを御覧ください。
http://mishimataisha.or.jp/precinct/


神池です。
三脚を立ててカメラを設定していた人によると、神池にカワセミが来るとのことで、水面に浮かび上がってくる小さな魚を取りに来るそうです。この日は3時間待っているが一羽もカワセミは来なかったそうです。
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亀が列をなしています。
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舞殿
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本殿
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本殿の大屋根には菊の紋がついていました。
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樹齢1200年という金木犀です。1200年前は西暦800年。というと、794年に
桓武天皇が京都に都を構えた平安時代初期で藤原不比等の活躍した時代、遣唐使の時代です。すごい、すご〜い。大きいです。花芽がもう付いていました。木のそばに居た人によると3年ほど前から葉の数が減ってきたそうです。
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御神木の金木犀の根元です。
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三嶋大社と三島駅を結ぶ道です。私はこの柳の道が好きです。
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以前よりきれいに整備され「水辺の文学碑」という名が示すように川筋に小説家の文学碑がいくつか立っています。三島を舞台にして本を書いた人達です。

井上 靖 「少年」より
  三島町へ行くと
  道の両側に店舗が立ちならび、
  町の中央に映画の常設館があって、
  その前には幡旗が何本かはためいていた。
  私たち山村の少年たちは、
  ひとかたまりになり、
  身を擦り合わせるようにくっつき合って、
  賑やかな通りを歩いた。

太宰 治 「老ハイデルベルヒ」
  町中を水量たっぷりの澄んだ小川が
  それこそ蜘蛛の巣のやうに
  縦横無尽に残る隈なく駆けめぐり
  清冽の流水の底には
  水藻が青々と生えて居て
  家々の庭先を流れ縁の下をくぐり
  台所の岸をちゃぶちゃぶ洗ひ流れて
  三島の人は 台所に座ったままで
  清潔なお洗濯が出来るのでした。

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三島駅まで戻って来て、彼女に「豊田まで遠いのでこのまま帰ります?それとも一息入れ
てから帰ります?」と聞くと、すぐ、「一息入れてから帰ります」との返事なので三島駅付
近でカフェを探しました。しかし一軒(ひまわりという名の喫茶店)しかありませんでした。駅前に喫茶店が一軒しかないのは40年前からです。帰ってからインターネットで三島を見ていると「駅前整備の要望書」の欄に「駅前に喫茶店がないので造って欲しい」とありました。同感!駅前整備が終わった現在のgoogleマップを見ると喫茶店はなくなり、駐車場になっていました。食べログで検索すると閉店中とでました。

カフェでの話しに戻ります。暑い日ですが私は暑くてもホットコーヒー派ですので、もち
ろんホットコーヒーです。彼女もホットコーヒーでした。彼女に聞くと「やっぱりコーヒー
はホットでなければ」と、話が合い、しばらくコーヒー談義が続きました。
彼女の研修は仕事を休んでの研修参加で「腹話術」をやっているそうです。幼稚園や老人
ホームで活躍とのこと。無表情の老人が腹話術で笑顔を見せることもあり、腹話術は感情
を呼び起こすのに貢献しているらしいです。

古風な構えの三島駅南口です。写真を撮り忘れたのでネットからです。
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源兵衛川コースは歩くだけだと2時間コースです。美術館に寄り、カフェでお茶をしたので3間になりました。
「道連れの旅」はじっくり写真を撮ることは出来ませんでしたが、自分の気がつかないことに気付かされたり、新しいことを知ったり、結構楽しいものです。
相手がおしゃべりでしたので私も普段よりおしゃべりになったようです。


おしまい