2009.3.22
監物台樹木園を出て二の丸広場を通り御幸通りを帰りました。

二の丸広場の大クスノキです。

西出丸長塀の前の薬研堀です。

空堀になっている場所です。

西出丸長塀の背後に見える熊本城です。




行幸坂に戻ってきました。




お城を出て、ホテルの近くまで歩きました。
「おてもやん」の像を「熊本阪神デパート」の角で見つけました。

熊本の女性像を描いたと言われている「おてもやん」の歌詞は以下です。熊本弁なので標準語訳をつけています。
----------------
おてもやんあんたこの頃嫁人りしたではないかいな
では歌に歌われているモデルはいるのでしょうか?
モデルについて書いてある記事は下記URLです。
https://kumamoto.guide/look/terakoya/142.html
「おてもやん」の隣に「福がえる」の銅像があるのを見つけました。なんともユーモラスな像です。

熊本の女性像を描いたと言われている「おてもやん」の歌詞は以下です。熊本弁なので標準語訳をつけています。
----------------
おてもやんあんたこの頃嫁人りしたではないかいな
(おてもさんあなたは最近結婚したんではないんですか?)
嫁人りしたこたしたぱってん
(はい、結婚したのはしたのですが)
ご亭どんがぐしゃっぺだるけんまあだ盃ゃせんだった
(婿殿が天然痘のあとが残っているので、まだ三々九度の杯はしていません)
あるいは(婿殿がブ男だから三々九度の杯はしていません)
村役(むらやく)鳶役(とびやく)肝(きも)入りどん
(村の役付きさんや火消しの頭や仲人さんなど、いろんな世話人の人たちが)
あん人達のおらすけんであとはどうなっときゃあなろたい
(そんな人たちがいらっしゃるので、後はうまくとりなしてくれるでしょう)
川端町(かわばたまち)つぁんきゃあめぐろい
(川端町のほうにまわって歩きましょう。川端町は春日より繁華街に近い地域)
春日ほうぶらどんたちゃ尻ひっぴゃーで花ざかり花ざかり
(当時、春日はかぼちゃの産地。かぼちゃががその尻(ヘタの反対側)に萎れて裏返しになったような大きな花をくっつけてコロコロ転がっている様子。かぼちゃ男たちが裾を引っ張ったりして、私はモテモテです。私の人生は今が花盛り)
ピーチクパーチクひばりの子 げんばくなすびのいがいがどん
(春にさえずる雲雀の子のような浮かれっぱなしの男や野暮ったいイガグリ男たちは私の趣味ではないよ。「玄白なすび」とは蘭学者杉田玄白が広めた茄子)
では歌に歌われているモデルはいるのでしょうか?
モデルについて書いてある記事は下記URLです。
https://kumamoto.guide/look/terakoya/142.html
「おてもやん」の隣に「福がえる」の銅像があるのを見つけました。なんともユーモラスな像です。
説明文も面白く、おもわず吹き出してしまいました。


デパートならレストラン街があるだろうと中に入りました。3 連休の日曜日なのにがらんとしていました。人に聞くと、「ショッピングセンターが郊外に出来たのでショッピングは皆そちらを利用する」とのことです。こんなに人が少ないと閉鎖のおそれがありそうだと思いました。
元は県民百貨店として出発しましたが、うまく行かず阪神百貨店に援助してもらいました。2,009年から赤字に転落し、もとの国民百貨店になりましたが2015年に閉店したそうです。
興味のある方は下記URLに経緯が詳しく書かれていますので下記URLを御覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%8C%E6%B0%91%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97
興味のある方は下記URLに経緯が詳しく書かれていますので下記URLを御覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%8C%E6%B0%91%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97
最上階にレストラン街がありそのうちのひとつに入り、見回すと窓辺にカウンターがあるのでそこに座りました。そこはまさに特等席で熊本城が見えました。
目の前の森は花畑(はなばた)公園です。左の奥に見えるのが熊本城です。
花畑公園については下記です。
加藤清正が慶長15 年(1610 年)に造営したもので、細川忠利(ほそかわただとし)が清正に代わり肥後に入国した後、寛永13 年(1636 年)に肥後藩の国許屋敷(くにもとやしき)と定め、以後藩主の生活の場となり、明治4 年(1871 年)には鎮台(ちんだい)が置かれ、陸軍施設として活用されたそうです。
現在の花畑公園はお屋敷の一部です。
公園内の大楠は江戸時代の絵図にも描かれています。
総面積14,765 坪の壮大なお屋敷だったのです。
現在の花畑公園はお屋敷の一部です。
公園内の大楠は江戸時代の絵図にも描かれています。
総面積14,765 坪の壮大なお屋敷だったのです。

食事をしている間に熊本城がライトアップされました。
カメラのレンズをズームしてマニュアル露出で撮影しました。オートにすると画像が最適露出になるよう働くので、夕暮れの空の青さが出ず、ライトアップの陰陽もなくなってしまいました。マニュアルでIS O 感度を選び、シャッタースピードと露出を何回かトライして撮影したのが下の写真です。レストランに客がほとんどいないので気兼ねなく何回もシャッター音を響かせていました。
Tv(シャッター速度) 1/5 秒Av(絞り数値) F6.3 露出補正-1/3
ISO 感度400 レンズEF-S55-250mm
3 時ごろから6 時ごろまで3 時間、よく歩きました。最後は少し足を引きずっていました。熊本城の桜おしまい
熊本城の桜−1 不開門(あかずのもん)へ
熊本城の桜−2 不開門から天守へ
熊本城の桜−3 天守閣から見た桜
熊本城の桜−4 百間石垣満開桜
熊本城の桜−5 監物台樹木園
熊本城の桜−6 二の丸広場を通りホテルへ