2009.10.17
トルコ大使館通訳のドラコールさんの話が終わると、絨毯を敷いた螺旋階段を上り二階女性用礼拝場へ進みました。
二階を下から眺めた写真です。
二階の壁の模様をアラベスクといいます。幾何学模様や植物をデザインしたものです。人物や動物を描くと偶像崇拝になるので禁止されています。建物の壁に貼ってあるタイル模様もアラベスクの一種です。
シャンデリアも良く見るとレタリング文字のデザインを採用しています。ステンドグラスは幾何学模様です。東京ジャーミイはすっきりした美しさを感じます。
モスクから出ると、結婚式の前撮りでしょうか?新郎新婦に出会いました。東京ジャーミイでは結婚式が出来ます。こういう光景に巡り会えるのはラッキーです。イスラーム圏の男性と日本の女性とのカップルです。男性はイスラームらしい民族衣装ではなく羽織袴です。イスラームは「これはしてはダメというものは無い」とフセイン・ドラコールさんがおっしゃっていましたがその通りです。
結婚式は礼拝堂とは別の場所で行われます。イスラムの結婚式は下記URLにありました。
https://malaysiacinta.net/entry/2018/08/06/164329
https://www.youtube.com/shorts/A16bVdbKigE
写真の建物は何だろう?と思っていましたが、下へ降りる階段の屋根でした。ここから下へ降りました。
階段を下りたところは、大理石の石に座り、手や足を洗い清める場所でした。頭を洗って清める人もいるそうです。
素晴らしい東京ジャーミイの見学を終え裏の駐車場へ行き、そこから小型バスで目黒へ向かいました。写真は駐車場から見た東京ジャーミイです。大ドームと数個の小ドームがありスッと伸びた一本のミナレットが美しいです。
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【ミナレット】
トルコ語のミナレ(Minare)に由来する西欧諸言語による名称で、アラ
ビア語ではマナールあるいはマナーラと言います。建物の大きさによ
り1〜4 本たてるのが普通です。
--------------------------つづく・・・となりの神さま−4 安養院 北インド・チベット仏教を感じる
となりの神様−1 東京ジャーミイ1
となりの神さま−2 東京ジャーミイ一階