2006.11.5
目黒の五百羅漢へ行きましたが伊豆箱根鉄道鉄道大雄山線に五百羅漢駅があり、駅の近くに五百羅漢を祀っているお寺があるので紹介します。
小田原から3つ目の駅です。
新聞で2006.11.4,5の二日間のみ玉宝寺の五百羅漢一般公開があることを知ったので「強羅」へ行く前に立ち寄りました。大雄山線「五百羅漢」駅の名前もこの寺から付けられました。お寺の前はよく通っていましたが名前が「玉宝寺」と初めて知りました。曹洞宗のお寺です。526 体ある羅漢さんを毎年ニ 体づつ市の予算で修復し、今年で10年目であることを記念して一般公開されました。この後いつ見られるかわからないので幸運でした。
高さ36cm〜60cmの背丈で三 段の棚に本堂の阿弥陀仏を挟んで並んでいる姿は圧巻でした。
本尊の阿弥陀仏です。
お寺は天文3 年(1534 年)建立と古いですが、江戸時代、地元の添田家の祖先が感ずるところがあり出家して羅漢さんを奉納したのが始まりで宝暦7 年(1757年)に完成に至りました。
羅漢さんはいろいろな顔をしているので、探すと自分の顔が必ずあるそうです。完成後、自分に似た羅漢さんを持ち帰り箔を貼り付けつたり色を塗って願をかけて戻し、今の姿になっているそうです。ここの羅漢は組木なので修復の際、羅漢の中から菩提をともなう言葉や安産祈願の言葉が書かれていたりしており、江戸の町人のものが多く、江戸と小田原の交流を解く手がかりになっているとのことです。
右が修復前、左が修復後の羅漢さんです。
右が修復前、左が修復後の羅漢さんです。
裏庭には菩薩さまたちが慈悲の心を与えてくださっていました。
となりの神様−1 東京ジャーミイ1
となりの神さま−2 東京ジャーミイ一階
となりの神さま−3 東京ジャーミイ二階・女性用礼拝場
となりの神さま−4 安養院 北インド・チベット仏教を感じる
となりの神さま−5 五百羅漢寺
となりの神さま−6 ニコライ堂(東京復活大聖堂教会)
となりの神さま−7 明治大学刑事博物館