2010.9.26
ツアーバスは奈良県に入り薬師寺に到着しました。
薬師寺では天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って680年に発願されましたが天皇は亡くなりました。そして持統天皇が藤原京に造営しました。その後、天明天皇が藤原京から平城京へ遷都した折、薬師寺も平城京の現在地に移されました。

薬師寺には日本で初めて東塔と西塔の二つの塔が建立されました。双塔式伽藍として有名です。
塔は六重に見えますが小さい屋根は「もろこし」といい三重の塔です。
東塔は建設当時の姿を保っており、年月を経た落ち着きのある色合いです。

西塔は焼失し昭和56年に再建されたもので創建当時の色合いと金色の飾りが鮮やかでした。


寺院内の萩の花が満開でした。

中門です。

玄奘三蔵伽藍
玄奘三蔵は中国唐時代の僧侶で「西遊記」の三蔵法師のモデルです。
玄奘三蔵は27歳の時、仏教を学ぶため唐からインドまで往復3万kmの旅を17年間かけて成し遂げました。

回廊です。


鐘楼

金堂

金堂の中には薬師三尊像(中央に薬師如来、向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩)が安置されていました。

つづく・・・熊野へ−3 平城宮跡
熊野へ−1 名古屋駅からバスで出発