2026.9.11
起雲閣では、次に根津嘉一郎が増築した洋館に移りました。ここでは説明を受けました。
サンルーム、玉姫、玉渓という三部屋で構成されて、後にスイートルームになりました。
サンルームは現在は屋根に覆われているので光が入りません。
以前はサンルームのドアが建物の入口になっていました。その名残です。

柱は手斧仕上げでなく鉋仕上げだそうです。名栗仕上げとも言われているそうです。
名栗とは丹波の木を切り出す職人が栗の木を削って造ったのが始まりだそうです。

床はタイルです。

「玉姫の間」は周りがステンドグラスの部屋と、暖炉のある部屋で構成されています。
ステンドグラスは国会議事堂を手掛けた宇野澤製作所によるもので床は京都の泰山タイルだそうです。
窓のガラスは当時、日光浴が健康に良いとされた紫外線を通す英国のガラスを輸入したそうです。


サンルームの奥の部屋(玉姫の本間)は天井が桃山風の折上格子で、17世紀にヨーロッパから伝わる金唐皮紙が貼られ、床は箱根の寄木張りという豪華さでした。


石を使った暖炉

玉渓の間は英国のチューダ様式でした。天井には燻竹が使われています。


各部屋から見える庭の様子は少しずつ違っていました。



廊下に出てルーマ風浴室に向かいました。
廊下から見た洋室のステンドグラスです。

ローマ風浴室

浴槽は二つあり温めと熱めに別れていました。
湯船の周りは温かみのある木製タイルでした。

温泉を出す蛇口が見えませんが、湯船の底の周囲に穴を開け温泉を吹き出し、床の排水溝へ流れる仕組みでした。

ステンドグラスは東京駅を手掛けた三崎雍府によるものです。

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